先ほど、ランチのそばをすすりながら、
絵本「100万回生きたねこ」の作者、
佐野洋子さんのエッセイを読んでいて、
(だからうちの子は行儀が悪い・・・)
なんども笑ってしまった。
で、ここで、肩を震わせて笑った。
この間「ひとひらの雪」って小説読んで腹よじって笑ってしまった。
主人公の男が女を初めて車で夜送るとき、
「つまらない車ですが」と云うのである。
彼は国産車を恥じたのである。
なんだあの男は。
あれだけであの小説はユーモア小説である。
ひとひらの雪とは、あれですよね。
若い女性を中年男性が「仕込む」という、
日経読者層を魅了した、
映画では黒木瞳主演の。 あの本。
渡辺淳一さんは、
恋愛の神さまのように奉られているけれども、
きっと可愛いひとなんだろうなぁって思った。
恋の始まりには、
だれだってそれくらい小心になるとおもう。
わたしもまるでダメダメだったし、
それに、初めていっしょに車に乗るときに、
相手が、自然体で屈託なかったら、
かえって傷つくな、わたしだったら。
それは恋ではなくて、ただの知人だろう。
だから、
ひとひらの雪の主人公の若い女性は、
国産車を恥じる男に、
「ぷぷぷ」って思ったけれども、
そこにジーンとしたんだと思う。
佐野洋子さん大好きだけど、
ダメじゃんそんなこと言って、
と笑ってしまったのだった。