バラのお酒(ギュロヴィツァ)リキュール。
私が初めて、バラのリキュールを見たのは、カザンラク。色もほんとにピンクで。ジュースの色って感じでした。
ばら水や精油など、ばらの香料の原料になるのは、「ダマスカス・ローズ」学名、Rosa Damascenaという、原種に近いバラの一つです。十五世紀にアジアからブルガリアに来ました。ブルガリアの真ん中の地域と気候はダマスクスのバラの生育とてもふさわしい所です。この種類からバラのお酒を作っています。ギュロヴィツァという名前はトルコ語からきました。ギュロヴィツァのギュルはトルコ語でバラの意味をしています。十九世紀までトルコの影響はとても強かったので今までもこの言葉はブルガリアでよく使われています。
ダマスカスローズは、日本の方が考えているバラの感じと違います。色は、コスモスの色のピンクです。見た感じはハマナスのような感じ??かな。。
昔、このお酒の作り方は今のとぜんぜん違いました。しかし、昔の作り方は途絶えてしまった為現在はラキヤの作り方でバラのお酒を造っています。(*ラキアについてまた別の機会にご紹介!)
昔の作り方は、まず、バラの油を抜きます。油を抜くには理由があります。まず、油は香油として販売ができるということ。もう一つは、油が入ったお酒は品質的にあまりよくないという2つの理由からです。砂糖とアルコールは使用しません。自然にバラの花びらが発酵するそうです。その理由の一つはオイルのバラが60パーセントのフェニルエチルのアルコールだからだといわれています。この特徴のおかげで、バラのお酒は軽いバラのにおいがします。今もこのレシュピの研究は続けられていますが、なかなか発見は難しいそうです。現在の作り方はとても簡単です。大きな大鍋に水を94リットル、砂糖を50キロ、酵母を3パケットとダマスクスのバラの花びらをバケツ2杯入れています。太陽光線のおかげで十日間くらいで発酵。そして精製したものがバラのお酒(リキュール)になります。
太陽をたくさん浴びたバラのお酒。一度飲んでみてはいががでしょう。。