皆様、ごきげんいかがですか。
大変お久しぶりです、李(すもも)です。
ブログ更新できててないな~とは思い続けていましたが前回の投稿からまさかの2年も経過していました。
みなさま全く興味のない情報かもしれませんが、この2年の間に
実家をでました。
というか結婚していました。(笑)
2010年に開設したこのブログ、いつのまにか10年も経過したらそこそこのいい年になっていましたね。
本当に当時のことを考えるとよく私なんかが結婚できたな。と。
まぁ個人的な話はそこそこにしておいて
(あ、でも結婚式で作ったものとかもいつか軽く紹介したいな~)
実家を出た故にパソコンを触る機会がなくなってしまい、なにしろご存じの通り私の超長文記事の投稿は30分や1時間そこそこで完成するものではないので
ほんといつも4・5時間ぐらいかけて頭の中で考えをまとめたりとにかく書きたいことを片っ端から書き連ねていったので
なかなか書けませんでしたね。
それでも今回のコロナ渦の影響といいますか・・・
給付金で念願の新パソコンを購入することができましたので
今私の中でめちゃくちゃ熱い『君に届け』の熱い思いを語るべくブログをひっぱりだしてきた次第にございます。
【以下よりネタバレばんばんあります。
ご注意ください】
はい、言わずと知れた少女漫画の定番
『 君に届け 』(著:椎名軽穂先生)
アニメ化もされ、多部未華子ちゃんと三浦春馬くんで実写映画化もされましたね。当時もとても話題性があり今でもとても人気です。
だからといって、なぜ今頃なのか?
そこは正直ほっといてください。
実のところは、それこど10年ほど前に読んだことがあるのです。
その時はそれこそ映画や実写で話題性もあり、周りのみんなも読んでいましたし仲のいい友達がもっているのであれば是非!とお借りしていたのです。
なのにその当時は、今ほどハマらなかったのです!なんでだ!!
もちろんしょっぱなから当時の最新巻までずーっと楽しく読んでいました!もちろんその時から風早くんは大好きです。
なのになぜかハマらなかった。最近になってアプリのマンガMeeで読めるってなって第1話から読んだとき
どこまで借りてたのかまったく思い出せないほど!
全巻読んでわかったのはおそらく12巻まで借りて読んでいたこと!
12巻ですよ!?
告白してデートしてるとこまで読んでいたんですよ!?
本来のピークであるところを改めて読み直しても思い出せないくらい
昔の私はハマっていなかったんです、なんでだーー!!
最近読み直したときに、無意識に知っていたはずなのになんで私はあんなにもキュンキュンして一喜一憂してもだえ苦しんでいたんだ!!
だけど、本当に大人になって読み直して本当によかったです。
大人になって社会人になると、青春系の学園漫画とか少女漫画って敬遠する傾向にあったんです。
なにしろ、自分にはそんな青春なかったから悔しいじゃないですか。
ていうか、どんなに後悔したところで戻ってこないじゃないですか(やめろ
それに加えて、妖怪ものとか歴史的なジャンルの好きな私にとって普通の青春少女漫画って退屈するイメージもありましたね。
でも本当に君に届けを読んで気づいた。
大事なのはキュンだ。
あと実際は、ただの恋愛漫画というよりは君に届けって1巻から30巻(完結)まで主人子とそのまわりがみんな成長していくストーリーで、そのストーリーもとても共感しやすくて心に沁みた。
2人が告白して付き合ったところで普通に最終回でもよかったんじゃないかという感動と満足感があったのにそこからまだ20巻も出ていることに本当に感謝しかない。今満足感とはいったものの実一般論をいったまでで実際私は全然満足していなかった。
付き合って最初のデートをしたところでもうすでに私の脳内は君に届けで支配されてしまったのでツイッターでついつい検索をかけてしまい「付き合ってから読まなくなった」「付き合うまでが面白い」という意見ばかりで撃沈。
しかし、実際最後まで読んでみた感想としては
私・・・付き合ってからのほうが好きかもしれない。
1番の理由としては。私は基本的に漫画での片想いというのは好きではなく、つきあったその先・・・つまり付き合ったうえでの
イチャイチャを1番に求めているのだ。
なので、付き合った状態から1度も別れることなく20冊も読ませていただいて本当に本当に感謝感激でしたよ。
そしてなんといっても進路編だね!
これはたぶん。これこそ学生の時に読んでいたらつまらなく感じるのかもしれなかった。
でも大人になっていくつかあったはずの道の先のひとつを歩んでいる今になって読むと・・・すごく懐かしい気持ちや当時抱えていた不安を思い出して感慨深くなりました。
私の中で1~10巻は、爽子と風早のそれぞれの片想い編だとして、
10~18巻が両想い編だったり、千鶴やあやねの話だったり
で、19巻~30巻までは、進路編だと思っているんです。
そう思うと進路編長いね。でもその長さだけしっかりと描いてあってとってもよかった。
君に届けって1番何がすごいって、第1話から2人が両想いってわかってるのに付き合うまで10巻かかって、キスするのにまさかの17巻までかかってる。すごいよ、純粋すぎるよ・・・!といってもものすごい時間がかかってるというよりは、途中でほかのキャラのストーリー混ざってるだけだから読んでたらそんなに長くは感じない。でも、30巻で高校3年間を描いてるだけあって
微妙にぎくしゃくしたまま「夏だったのが秋もすぎて気づけば冬の始まりでした」みたいな感じでビビったww
君に届けで共感できるもうひとつの理由としても、過剰すぎないイベントだったり、時間の過ぎ方もちょっとリアルなとこかな。
普通、少女漫画って
テコ入れ回じゃないけど、水着回・浴衣回・運動会・バイト回とかあるじゃないですか!特に30巻まで出ている少女漫画ならば!!なおさら!
ないですからね。
水着回なんて、それこそ扉絵で水着姿の絵はありましたけど、海とか制服で行ってましたけど、水着回とか海回というよりは、その場がたまたま海ですけど、みたいな感じでしたからね。
浴衣着て夏祭りに行くとか、2人とかみんなとかで花火見に行くとか
なかったですからね。
これはこれで逆にすごいよ、その辺に関しては水着やら浴衣やらで目のやり場に困っている風早君の照れる姿を死ぬほどみたかったです。
学校行事でも告白やファーストキス未遂など、ドキドキなイベントも併用はしていたけど大事件がおこるというわけでもなく
ほとんどが、日常。でも実際の私たちの思い出とあわせて考えても
逆にリアルだなと。
夏休みにはいるけど、講習で会えるかなとか。クリスマスはほんの数時間だけ会ってご飯食べるだけとか
1年目のバレンタイン→渡せない
2年目のバレンタイン→渡せない
3年目のバレンタイン→受験だから買ったやつただ渡すだけ
リアルだなぁ。
爽子と風早がすごくいい雰囲気で過ごすときって
行事とかイベントとじゃなくて、休日とか誕生日とか何気ない日常で大切な会話をして愛を深めていくところが・・・いいなぁと。
とまぁ、記事が長くなるのでひとまずここまでにして
次の記事から本当に感想なぐり書き書いていこうかと思います。