今年の夏もそろそろ終わりですね
おうち時間が多かったかもしれませんが、お母様たちが色々と工夫されていらっしゃって、お子様達は、楽しく過ごせているように感じます。
お母様、お父様の、お子様の為にという想いが伝わってきます
リトミックのレッスンでは、感染症対策を更に念入りにしていますが、ご理解頂いて、レッスンに来て頂けていることに大変感謝しておりますm(_ _)m
今年の夏のレッスンを振り返ってみたいと思います
微細運動として、手先を使う内容を何回か扱いました。
親指、人差し指、中指の三本の指を意識して使ってもらいました。この三本が上手に使えることは、お箸や、クレヨン、鉛筆持ちに繋がっていきます。レッスンで何回か繰り返したり、おうちでも同じようなことをして頂いたことで、みんなとっても指先を使うのが上手になったと思います
一方、身体を動かす活動もたくさん行いました。初めはお母様に動きの手伝いをしてもらいましたが、翌週には大体、お子様自身で動けるようになることが多かったです。前回のレッスンを覚えているのを感じました
乳児期は特に右脳の発達が著しいので、体感したことを身体で覚えるのが子供達はとても得意です
パパが来てくれた日は、特に大きな動作ができました
右脳の成長は、言葉の発達も促します。言葉で話しかけたり、絵本の読み聞かせも良いですが、動作を伴った言葉の使い方を意識してレッスンをしています。オノマトペと言いまして、擬態語・擬音語を沢山使うことが有効と言われています。
例えば、動物の名前も、視覚で見て、まずは、ワンワンとか、ニャーニャー、ぴよぴよ、パオーンなど、と鳴き声などで表現できることは大切です。
視覚と、鳴き声などの音と、動物の動きの動作を身体で表現することで、各動物のイメージがお子様の中でどんどんはっきりしていきます。正式な名称を教えるのは、その後で十分ですし、最初から、犬とか猫とか言えなくても問題ありません。ワンワンって泣くのは、犬って言うんだよ。などと、少しずつ名称を伝えていくことで、ワンワンも犬も両方言えるようになっていきます
よくリトミックに通われているお母様からのご感想で、言葉の数が増えてきたと言って頂けることがあります。リトミックでは、直接言葉を教えることをしませんが、絵カードや絵本、オノマトペを講師が意識して使っていくことで、子供達の中に言葉のストックが貯まっていきます。そして、リトミック自体が右脳発達を促進するものですので、自然と言葉は増えていくと思います。
さらに、今年の夏はコミュニケーションも大切にしたレッスンを行いました。まずはお母様とお子様のコミュニケーションを第一に、その次に、講師とお子様のコミュニケーションを取る機会を増やしていきました。
自分に話しかけられてると、小さいながらもわかってくれます。話しかけられたら、反応をかえしてくれることも増えてきました。にこっと笑ってくれたり、拍手してくれたり、こんにちはって、頭を下げてくれたり、言葉が話せるようになってくると、言葉でのコミュニケーションも増えてきました
そして、お友達とのやり取りも、少しずつ出来るようになってきました。お友達の番の時は待つとか、何か作業をしていたら、他のお友達に興味を持って見たりすることが増えてきました。
お友達同士で、ボールをコロコロ転がすこともできました
振り返ると、全ての生徒さんが色んな成長をされました
春から通って下さっている方、途中からご入会頂いた方もいらっしゃいますが、少しずつクラスの個性や、参加者同士の距離が縮まってきたかなぁと思っております。
ご参加下さっている保護者のご理解をいつも温かく感じております。お子様のレッスンではありますが、お母様も、レッスンに来て頂いて、お子様と一緒に笑顔になって頂いたり、身体を動かして、ストレス発散や気分転換の機会になってもらえるようにと考えておりますので、今後ともよろしくお願い致します
レッスンでお待ちしています
