{1D6948DD-41F6-45B5-B6E7-27671EA42E9D}
 
先週土曜日14日は、アンティークスヴィオレッタさんで茶道のたしなみ
第2回菖蒲のお茶席でした。
お店前のディスプレイも素敵。毎月伺えるのが楽しい
西洋アンティークのお店です。
 
店内には、花菖蒲。活けられているのは、なんとラリックの水盤。
裏側に加工があるので、照明を反射してまるでシルバーのようでした。

 

{0686ACBC-0FE5-46C1-8873-2B5A50058ED0}
 
レッスンを行うテーブルも「菖蒲」を表現。光沢のある濃紺と、緑のティーマット。
その上にびっしりと活けられた花菖蒲。
 
和洋が織り交ぜられた、華麗な世界。このような場所でさせていただけるのを
本当にありがたく、贅沢に思っています。
このセンスを身に付けたいものです。。。
今回の和菓子も、アンティークスに盛り付けていただきました。
{B42B1523-FF18-43B7-8CFA-DA710C4997BD}

主菓子は、フランスのクリーシーのガラスでアイリスの模様のもの。
縁取りのシルバーにも、同じ花が文様となっていて、凝った作りです。
これに、鶴屋八幡さんの「あやめ」を盛り付けてくださいました。
黄色の黄身餡がとても美味しい。
 
お菓子だけ出したものがこちら。

 

{709930AC-4C37-4326-8FF6-38FFA6B502B8}
干菓子もシルバーウェアで杜若と八ッ橋をイメージして、盛り付けました。
鶴屋吉信さんの「あやめ」に、聖護院八ッ橋の焼き菓子を。

 

{87B8A122-42A2-4AFC-95EA-B9FAB9EA2B21}
 
伊勢物語で在原業平が詠んだ歌「唐衣 着つつ慣れにし・・・」は
杜若。場所は、三河の八ッ橋。
菖蒲、花菖蒲、杜若の見分け方もご紹介したので、まつわるものをと
準備しました。
 
ちなみに、聖護院八ッ橋さんが「八ッ橋」のもとで、八橋検校に由来します。
元々の形は、お琴を模ったようですが、橋にも見立てられたそうで
パッケージには杜若と八ッ橋のイラストがあるのですよ。
 
こういう遊びが、楽しい。

 
さて、今回のウェルカムドリンクは、バラのジュース。
後味が何となくバラを感じる程度で飲みやすいものでした。
グラスは、サンルイ。
 
個人的には、バカラより素晴らしいと認識しており、とても贅沢な組み合わせでした。

 

{B84185E1-42B3-47BC-9CBF-CDB1FDDB54F7}
 
茶道具の変遷と、歴史的な銘品やエピソードをお話したので
銘の付いたお茶杓や、天目茶碗、黒楽茶碗を持参しました。
 
・なぜ茶の湯と言えば、利休を思い浮かべるのか
・流派のこと
・利休の好みは3つに分けられる
・茶道具の歴史的名品と、まつわるストーリー
・菖蒲と花菖蒲、杜若の違い
・なぜ未だに「利休好み」が使われるのか
 
などなど盛りだくさんにお話しました。
 
忠臣蔵でおなじみの赤穂浪士が討ち入りの当日、あるものの代用品にしたものや
利休が淀川を下る時の弟子2人の見送り、徳川家康と蒲生氏郷による
少庵召出し状のこと、「利休に尋ねよ」裏話など。
 
{AFC03E7E-DB20-4E9D-83DE-9BE045A7A4BD}
 
さて、お抹茶は2服点てていただくのですが、1回目は利休型中棗。

 

2回目は、キャディーボックスに。コーヒーフィルターを入れて、その中に

お抹茶を入れたもの。面白いですね。

 

{37D5AFE0-3820-4290-89C0-155E99D9B51E}
 
最後は、Violettaさんアレンジの抹茶ラテ。

 

 

{814D5161-AD25-413D-A31F-23B6618BE6C8}
 
こんなに簡単においしく、ほろ苦いお抹茶の風味はそのままの
抹茶ラテができるなんて思いもしませんでした!
 
私もすぐ、自宅で再現し取り入れています。皆様にもお勧めです^^
以前、ヴィオレッタさんのジュエリーセミナーでご一緒だったTaeさんとも再会。

 

 

{D56054ED-31C3-4AAF-9626-61493012FCDD}
 
相変わらず美しいTaeさんは、今銀座で素敵なお洋服を扱うお店
お越しくださって、本当に嬉しく思いました。
 
さ次回は6/4(土)アジサイを愛でるお茶席です。
お茶会へ行ってみましょう、という服装他マナーとお作法の練習です。