3日に、4月にも伺った麻布十番の隠れ家アロマエステサロン
ウノジェンネで行われた、裏千家の立礼イベントへ参りました。
床の間に見立てた、ウッドブラインドの前には
お軸とお花が。
明月清風共に一家 と読み、意味は字のごとく
明るい月と清風はいつも一緒。
これらはずっと昔のままで、とらわれがない、との
禅らしい意味もあるそうです。
お花は、りんどうに藤袴、吾亦紅。
普段は和花が菊くらいしかない
お花屋さんが多いですけれど
りんどうは置いてありますものね。
ウノジェンネで行われた、裏千家の立礼イベントへ参りました。
床の間に見立てた、ウッドブラインドの前には
お軸とお花が。
明月清風共に一家 と読み、意味は字のごとく
明るい月と清風はいつも一緒。
これらはずっと昔のままで、とらわれがない、との
禅らしい意味もあるそうです。
お花は、りんどうに藤袴、吾亦紅。
普段は和花が菊くらいしかない
お花屋さんが多いですけれど
りんどうは置いてありますものね。
お部屋のお花も和テイストに
し易いのではないでしょうか。
今回のお点前の席はこのような設え。
茶箱でした。
和紙の筒で囲んだ、LEDキャンドルの
行灯が目をなごませてくれます。
これなら、自分でも何とか出来そうですね^^ 素敵です。
表千家では、茶箱は私的に楽しみ
お点前を教わることはございません。
参考として、こうしてみたら?というものは
ありますが。
裏千家の方に、茶箱のお点前だけ
習えないかしら?と私など思っていたくらいです。
テーブルでも、旅先でも、楽しめる
ではありませんか
そして、あの小さなかわいらしい
お道具たちにも心惹かれます。
先生に伺いましたところ、茶箱のお点前は
表千家、裏千家が分かれてから
作られたそうです。
茶箱のお点前は、雪、月、花 と3種類あり
難しいそうです。
1時間以上かかるとか。
途中から見せていただく形になりました。
資料を見ながら、お月見についてや
まつわるお茶のお話を伺い、いよいよお薄を。
主菓子です。 鶴屋吉信の、きんとん。
真ん中の栗は月を表している様子・・・
」
お菓子器は、高取焼。この時期に使うお道具ということで
雁の香合と、6代前の家元が好まれた一粒万倍のお棗を
見せていただきました。
一粒万倍って、日めくりカレンダーや暦で
見たような・・・という方も多いですよね。
一粒が万倍に増える、という意味です。→こちら
豊作を祈る気持ちは、古代から現代まで
なんら変わりはないのです。
お棗の蓋裏には、稲に粒が9つ。
9は陰陽道最強の数字です。秋の頃なので
季節にも引っ掛けているのかもしれませんが。
これを踏まえて、後の玄々斎お家元宗匠は
11粒描いた好み物を作られたそうです。
厳しい時代だったから、11粒なのかしら・・・
お菓子器は、高取焼。この時期に使うお道具ということで
雁の香合と、6代前の家元が好まれた一粒万倍のお棗を
見せていただきました。
一粒万倍って、日めくりカレンダーや暦で
見たような・・・という方も多いですよね。
一粒が万倍に増える、という意味です。→こちら
豊作を祈る気持ちは、古代から現代まで
なんら変わりはないのです。
お棗の蓋裏には、稲に粒が9つ。
9は陰陽道最強の数字です。秋の頃なので
季節にも引っ掛けているのかもしれませんが。
これを踏まえて、後の玄々斎お家元宗匠は
11粒描いた好み物を作られたそうです。
厳しい時代だったから、11粒なのかしら・・・
先生の点てて下さったお抹茶を頂きました。
そして、お干菓子。
月の焼印のあるお煎餅に、稲穂のお干菓子。
この場合、もちろん月が上ですからおせんべいは上に、
稲穂は下に。
こちらは、順番で私に点てて下さった方。
先生が教えてくださっています。
最後は、茶箱に見事にお道具が
しまわれていく様子も、間近で見せてくださいました。
茶箱は小さいけれど、趣味や物語が凝縮され
私らしさが詰められたもの。
私なりのお茶箱、作ってみたくなりました
笑い声有り、日本文化のしっとりとしたお時間有り。
素敵な時間をすごさせていただきました。
サロンの山崎様、宗真先生、ありがとうございました。
次回は11/21(水)、お濃茶だそうです。
濃茶を、この時期に味わうことに
ことさら意味を感じます。
濃茶を味わわずして、抹茶を
喫したと言うなかれ。
本来はお茶の美味しさを味わうのは
濃茶です。
一番美味しい、高品質の茶葉を紙で包み
周囲をちょっとランク落ちの茶葉で囲って
保管された茶葉が濃茶になります。
電気のない昔は、新茶の茶葉を茶壷に入れて
封をし、1年保管しました。
その茶壷の口を開くのは、立冬・炉の季節。
また美味しいお茶をいただける!
茶人にとっては、この時期はめでたいお正月。
今は、電気もありますし、そこまで
しているのかは??ですが・・・
お仕事、かなり忙しくなるのですが
どうにか頑張って駆けつけたいところです。
詳しくはウノジェンネ様にお問い合わせを→こちら
↓クリックで応援お願いします。
にほんブログ村