土曜日の東京5Rに出走したグルック馬ですが、期待以上の結果を出してくれましたニコニコ。当日はとん吉(牡11才)のサッカーの練習試合があったのでレースはライブで見ることができませんでした。試合が終わって帰り道にネット検索をしたら「3」着でした。思わず「おおっ!」と声が出てしまいました。とん吉はウチの出資馬はエレンシアとグルックしか覚えていないのですが、一緒に「おおっ!」となりました。

 帰宅してからレース映像を見たのですが、馬体重が前走比+24キロの492キロ。現場で見ていたらこの時点であきらめムードだったかもしれません。手塚先生も「見た目もボテッと見えています」とのコメントでしたので、成長分を考慮しても想定以上でした。グリーンチャンネルの解説の方も「まず絞ってからですね・・・」とそっけないコメント。

 そんな中でレースははじまり、まずまずのスタートを決めて中段でじっくりとレースの流れに乗ります。3コーナーでレースが動き始めても後藤騎手は動かず直線にかけるようです。直線に向いて先行馬が勝負に出たあたりで後藤騎手も仕掛けます。そうしたらグルックがフラフラと前に出てきました。なんだか、見た感じでは文字通り「フラフラと」なんですよねにひひ。馬場の真ん中にコースをとった時もよれていました。ただ確実に伸びてくるんですよね。一瞬ですが「勝っちゃえ!」と思う伸びっぷり。でも、左に左によれていて騎手も追いずらそうです。後藤騎手が勝ったオークスのエリンコートみたいでした。あのときもまともに追えていないのに伸びていましたからね。今回のグルックもよれよれでしたが、なんとレース最速の上がり34.0秒の末脚をくりだして「3」着を確保しました。


 さて後藤騎手と手塚先生のコメントです。


公式より14.02.22

2月22日レース後コメント
後藤騎手「久しぶりのレースでしたが、馬は落ち着いていたし、返し馬も自分からハミを取って良い手応えでした。レースもスタートは出られましたしね。4コーナー辺りからずっと左にモタれていたけど、最後まで良い脚を使ってくれました。次は久々を叩いたことで状態も上がってきて、パフォーマンスも上がるはずですよ」
手塚調教師「パドックでも雰囲気は良かったし、久々の分どうかなと思いましたが、頑張ってくれましたね。権利も取れたので、中山3週目の芝かダートの1800m戦を次走に考えています。メンバーを見ながら出走レースを決めたいと思っています」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

馬体重のことには触れられていませんが、これを使ったことで絞れて来れば次走は「必勝」の一戦となります。勝ち馬との差も0.1秒ですからね、、、

手塚先生はダートという選択肢も示唆しています。個人的には芝への執着がありますが、未勝利の身ですから相手をじっくりと見極めて手薄そうなところで「確勝」を期してもらいたいです。

まずはレース後の状態が心配ですが、春のうちに未勝利脱出が見えてきただけに順調にいってくれることを祈るだけです。「がんばれ!グルック!」