病院の白い壁を泳ぐ
くじらの絵
べたつく肌と産声を聴いたんだ
眠りの淵から
誰も知らない夢の続きを教えて
色が入ってないくじらの目
まるで、私みたいって言うから
君の肩を掴んで
闇と同じ色をした目に映る
僕の姿を追いかけたんだ
手と手を合わせたら
違う生き物だったと解った日
涙を落としたら
僕らの裸足の上に落ちた
僕らがここに来た理由と
夢の続きを話そう
具体的に話せないのなら
漠然としていい
何も話せないのなら
抱きしめてくれたらいい
真っ直ぐ目を見てくれたらいい
ここにいてくれたらいい
くじらが声を上げて
吐き出した拡散する詩に
意味が無いなんて言わないで
一つ残らず心を込めるよ
それが君が言う魂なら
名前を付けよう
僕と君から生まれたんだ
僕と君から生まれたんだ