ぼくたちは、ひとつ屋根の下に住んでいます。



ぼく「ただいま。」

彼女「ずいぶん早いのね。」

ぼく「きょう、江南区は、計画停電で、ジム早仕舞いだったよ。」

彼女「えっ? 計画停電、中止だったはずよ。」

ぼく「計画停電、あろうが、なかろうが、ジムは、早仕舞いするんだよ。」

彼女「そうなの? おかしな話ね。」

ぼく「でも、君といる時間のほうが、ぼくは、いいよ。」

彼女「それもそうね。」

ぼく「計画停電に感謝しなきゃ。」

彼女「トレーニングよりも、わたしのことを好きになってくれて、うれしい!」

ぼく「ぼくには、君しかいない。 君しか愛せない!」

彼女「わ~! うれしくて、失神しそう!」

ぼく「君といるだけで、ぼくは、しあわせだよ。」

彼女「わたしも、しあわせよ。」

ぼく「きょうも、一緒の布団で寝よう。」

彼女「うん。 そうしよう。」