彼女「きょうも、デートに連れて行ってくれるの?」

ぼく「もちろん! ちょっとラジオ聞いてもいい?」



ラジオ「6日夜、新潟市東区で、自転車で道路を横断していた高校生が
    車にはねられる事故があった。高校生は頭などを強く打ち、7日、死亡した。
    事故があったのは、新潟市東区藤見町の市道。
    6日午後8時半前、新潟市北区の会社員の運転する乗用車が、
    自転車で道路を横断していた新潟市東区の高校1年生をはねた。
    高校生は頭などを強く打ち意識不明の重体だったが、
    7日午前9時すぎ、病院で死亡した。
    現場は片側2車線の見通しの良い直線道路で、横断歩道はなかった。
    乗用車の運転手が「前をよく見ていなかった」と話していることから、
    警察は自動車運転過失致死の疑いもあるとみて、事故原因を調べている。

ぼく「わぁ~! 加害者、ぼくの同僚なんだけど…。」

彼女「ほんとに~!」

ぼく「自動車運転過失致死になると、
   刑法211条2項 
   自動車の運転上必要な注意を怠り、よって人を死傷させた者は、
   7年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金に処する。」

彼女「かわいそう…。」

ぼく「禁錮なら、作業をする義務はないし、罰金だけになるかもしれないし…。」

彼女「事故を起こさないように、安全運転! 交通安全!」

ぼく「そうだね。 きょうのドライブは、中止にしようね。」

彼女「うん。」