行方不明。

きのうは、夜勤だったのですが、ちょっとした事件があり、大変でした。

わたしは、仕事中に、ほとんど外線からの着信電話に出たことがないのですが、
きのうは、一緒に仕事をしている方が、オムツ交換に行っていたため、
たまたま、電話に出たところ、とんでもないことが起こっていました。

わたしが、電話に出ると、相手先は、きょう、退所された家族の方からでした。
『うちのおじいちゃんが、忘れ物があると、
　自転車に乗って、忘れ物を取りに家を出て行ったきり、戻ってこないのですが…。』

わたしは、そういった事実があるのか？確認することをお約束して、電話を切りました。

夕方、忘れ物を取りに来ていたところを見た職員がいたので、
そのとき対応をした職員数名に、電話確認を行ったところ、
自転車に乗ってきて、忘れ物を探したが、本人の勘違いで、
また自転車に乗って、帰っていったとのこと。
そして、帰って行った方向が、なんと逆方向！！
もう、この時点で、アウトでしょう！

家族の方に、折り返し電話をして、
１７時ごろ確かに来ていましたと、お知らせしました。

家族からの行方不明の電話があったのが、２０時半。
施設を１７時に帰ったのですから、空白の３時間半…。
これは、もしかして…と、悪いことが起きたんじゃないかと考えました。

この寒空のもと、暗くて、道もよくわからず、用水路へ…。

しかーし、２１時過ぎ、遠く離れた場所で、警察に保護されていたことが判明！
ことなきを得ました。無事でよかったです。


本当は、もっと詳しい経緯とか書きたいけれど、
施設側の対応の甘さを露呈することになるので、これぐらいで…。