たんぱくんの日記。が、めでたく831回を迎えました。


831は、やさい!ということで、たんぱくん農園の歴史です。


たんぱくん農園は、わたしが幼い頃は、田んぼで、はさ木がありました。

「はさ木」とは、
刈り取った稲を乾燥させるために田んぼに沿って植えられている木のこと。
秋になると刈り取ったばかりの稲が、
このはさ木に干され、夕日に照らされ黄金色に輝きます。


高校生の頃には、バイパスのすぐ近くということで、
ジャスコの看板が建てられました。

ジャスコの看板が撤去されると、近所の農家の方が、
烏骨鶏の養鶏をしたいから、土地を貸してほしいとのことで、
田んぼの埋め立てをしました。

烏骨鶏(うこっけい)とは、ニワトリの品種名である。

烏骨(カラスの骨)という名が示す通り、
皮膚、内臓、骨に到るまで黒色である。羽毛は白と黒がある。
成鳥でもヒヨコ同様に綿毛になっている。

足の指が、普通のニワトリと同じ前向き3本に加え、
後ろ向きの指が普通のニワトリの1本に対し2本(3本)あり、
計5本(6本)あるのも大きな特徴である。
一般的な鳥類は指の数が4本であり、5本(以上)ある種類は本種のみである。

一般的なニワトリのみならず、鳥類全般から見ても特異な外見的特徴から、
中国では霊鳥として扱われ、不老不死の食材となった歴史がある。
実際栄養学的に優れた組成を持ちまた美味であるため、
現在でも一般的な鶏肉と比較して高価格で取引されている。

しかし、養鶏場計画は、頓挫となり、田んぼを失いました…。

頓挫(とんざ)とは、計画や事業などが途中で遂行できなくなること。

田んぼを埋め立てた際、かき集めてきた残土を使用したため、
砂利やがれきがたくさん埋没した土地となりました。

そして、更地になると、事件がおきました。
なんと、焼身自殺を企てた人が現れまして、車を乗り入れ、放火!
でも、熱さに耐え切れず、車から脱出!難を逃れました。

それから、畑にすべく、親父の土壌改良が始まりました…。

その後、わたしが一画を借りて、たんぱくん農園がスタートしました。
だから、耕すたびに、石ころがザクザク…。


親父の埋め立て作業(土壌改良)は、まだまだ終わりません。