きょうは、わたしがブログを始めて777日目。
『7・7・7』フィーバー!!!ということで、摘便のお話です。

摘便【てきべん】とは?
自分では排泄(はいせつ)のできない大便を,手指を直腸内に入れて取り除くこと。

きょう、わたしは、先輩職員の監視下のもと、オムツ交換をしました。
指導する先輩職員は、わたしの段取りの悪さと効率の悪さに、キレ気味…。
見られているから、余計に緊張して、動きがぎこちなくなってしまいました。

そんなとき、ひとりの利用者さんのオムツ交換の、介助をしたときに、
肛門が開きっぱなしで、硬い便が見えていました。
どうしたほうがいいのか?先輩職員に聞いたところ、
お腹を押すと、出てくることがあるということで、
先輩職員は、利用者さんのお腹を押したり、さすったりしました。
すると、さらに肛門が開き、便が少しずつ押し出されてきました。
ちょうど、そのとき、廊下を看護士さんが、
通りがかったので、摘便をお願いすることにしました。

看護士さんは、手にディスポ(ビニール手袋)をはめ、
指先にジェルのようなものを塗り、
利用者さんの肛門に指を入れ、便をかきだし始めました。

最近、便秘で、お腹が痛いと言っていた利用者さん。
先輩職員が、お腹を押すと、便が肛門付近まで、押し出され、
それを、看護士さんが次々とかきだしていく。

たまっていた便が押し出され、体内から出て行くと、
徐々にお腹が、やわらかくなってきたそうです。
そして、大きいのが出てくると、利用者さんの肛門が切れて、少し出血しました。

看護士さんは、最後まで残らず便をかきだしてくれました。
すると、便をかきだされた利用者さんは、お腹が痛くて、食事量が少なめだったのに、
排便後は、食欲が出てきたようで、たくさん召し上がっていました。

それにしても、肛門から、便が、フィーバーしてくると、目が釘づけになりますね…。