濃厚接触者は突然に | 今をいきよう

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完全介護の寝たきり生活は9年目に突入です。
9割原因不明の四肢麻痺に痙攣や痛みと同居中
必ず元気になると信じて…まだ諦めませんよ(^^)
今の積み重ねの未来が明るいものになるように、私らしくいられるように
今を大切に生きたいな。

2日前から新型コロナウィルスの濃厚接触者になりました。

感染者数が増えていることに危機感を覚えていたものの、身近に罹患者がいなかったので、どこか我がこととして捉えていなかったところがありました。


2日前にお世話になっている事業所から、「PCR検査をしに伺います。」と電話がありました。

こちらは??
どういうことか深く理解もせぬまま、唾液を採取している時に、私が濃厚接触者であると聞かされました。


え?


1番に浮かんだのが、
毎日入ってくれている10ヶ所以上の事業所さん達の事です。

私に入ってくれたスタッフさんがコロナウィルスの陽性となったそうだが、私との接触日は先週の金曜日なので、
そこから私が接触した他事業所の方は16人、それぞれの事業所さんに利用者さんがいて、ご家族がいて、スタッフさんがいて……


いやいやいやいや


とにかく早く事業所さん達に伝えなければ、他の利用者さんやヘルパーさん達の業務に支障が出ると思い、全事業所に連絡をとりました。


今回濃厚接触者になったのが、私を含めた10人程の利用者とその事業所のスタッフさん達らしいです。


各事業所さん達に連絡をすると、ほとんどの事業所さんが情報を聞き取り、瞬時に対応方法を考えてくれました。


私の地域のヘルパーさん達はやっとコロナワクチンの2回目を打った所という人や1回目しか打っていない人が多く、
抗体を獲得出来るとされる接種後2週間を超えている人はほとんど居ません。


そんなヘルパーさん達が、陽性か陰性か分からない私の支援に入ろうと、防護服を着て、汗をかいて、息を切らしながら頑張ってくださっています。

私(濃厚接触者)の支援に入ってくれることで、キャンセルを申し出る利用者さんもいる中でも入ってくださる方々には頭が上がりません。



訪問看護は連絡が入った途端に「2週間入れません」と言われました。
念を押すように翌日も「2週間入れません」と電話をくださいました。(わかっていますよ笑)



これが普通の反応だと思います。自分の組織やスタッフが大事。通常の利用者さんを守りたいと言うのが人間の心理です。

どんな対応であっても、事業所さん毎に何かを守ろうとする気持ちに基づいていれば正解なのだと思います。


私も事業所さん達の安全を守りたいのが本音です。
全ての支援をキャンセル出来たらと考えましたが、高齢者に足を突っ込んだ母に1人で24時間私の介護を頼むのには不安があります。


私の気持ちや身体の状態を理解して、支えてくれるそんなかっこいい防護服の戦士がいてくれるお陰で、心も身体も支えられています。


まだ検査の結果は出ておらず、ただの体調不良なのかコロナなのか、微妙な症状もあります。


今はただ陰性であってくれることを願うしかありません。



あとは、陽性になってしまった私が大好きなスタッフさんが心も身体も元気に復活できるように願っています。


どうかどうか。