「謝罪させていただいてもいいでしょうか」
そんな言葉で始まったケアはとても丁寧でした
震える声…
きっとうちに来るの緊張しただろうな
嫌だっただろうな
経験もプライドもあるだろうに頭を下げるのは勇気がいるよね
それでも、「許されるのであればこれからもケアをさせて欲しい」と言ってくれた心と
手汗をかきながら一生懸命ケアをしてくれたベテランヘルパーさんの姿に
不安や緊張、恐怖が入り混じった私の心は少しほぐれました
事業所のみんなで話し合ったことを一生懸命伝えてくれたこの気持ちを信じたいと思いました
本当は、体調の変化でケアがし難くなる私が
このままサービスを受けていてもいいのかなと自信がなくなっていました
でも必死で歩み寄って来ようとしてくれる人に出会えたこと
私の大事な財産です
前に進む力をもらいました
時間をかけてこれからもお互いを知って行きたいです
それから
「○○さんの全部を受け止めるから」と
「みんなで楽にしてあげたいと思っているから」と
「○○さんの笑顔が救いだから」と
涙ながらに、魂を込めて伝えてくれた看護師さん
閉じかけていた心の扉を叩いてくれたことに胸が熱くなりました
何もできない私がこの思いに応えるにはどうすればいいのかな…
本当にもったいくて、ありがたくて

一見苦しみの連鎖のように思える状況が、出会いの大切さと人の心の温かさを教えてくれました
何もできないけれど、今を大切に生きよう
感謝と信頼の気持ちを持って

私も姿で何かを伝えられるように

そう思わせてもらったできごとでした

私も変わっていかないとね٩( 'ω' )و