昨日はA病院を受診して、検査と点滴をしてもらい病院を出たのは20時半前
長時間の外出にヘトヘトになりながらも…外に出ると
あれっ、なんか懐かしいにおい
夏の夜って何だか独特のにおいがありますよね
特にA病院があるのは山の中
湿度はあるけど気持ちがいい
そして、最後に夜の外の空気を吸ったのが
昨年3月の入院前…ギリギリの体調で残業した日だったことに気が付きました
約1年5か月ぶりのよるのにおい
あの時はまさかこのにおいに懐かしさを感じるなんて思いもせずに、ただただこの身体で山積みの仕事をどう片付けるかしか考えていなかったな
よく考えるともったいない時間の過ごし方
しんどくてももたれながらなら座れていたし、数メートルは歩けていた
今の私には夢のような状態
でも、その時は目の前のことに必死で気が付けない
人間ってそんなもの
失わないとわからない
でもね、昨日の受診で脱水状態ではあるものの飢餓状態ではない事がわかった
(採血は血管の状態が悪くて出来ず
)
それを先生から聞いた時、自分の身体がどれだけ頑張ってくれているのだろうかと思って、急に涙が出そうになった
正常に働くための水分も栄養も全然足りていないのに…必死で正常な状態を保とうとしてくれている…なんだかすごくありがたくてありがたくて…
私が低空飛行だとか、墜落寸前だとか勝手なことを思っている間も、
低空飛行どころか全力疾走でこの身体を保とうとしてくれていたのだと思うと、どこかで自分で生きているつもりでいた自分の心が恥ずかしくなった
こうやって今も生かされているのにね
まだ動けていた時は、周りの友人や同僚と同じように身体を使えない自分の身体に…
「なんでだろう」とか「もっとこうできたらいいのに」など足りていないことにばかりに目が行っていた…
ごめんなさい
ずっと私の身体は守られていたことにやっとここまで来て気が付けた
まだ、口は開かないし、送り込みも下手だから、食べることも飲むこともしんどいけど、途中で諦めないから
ちゃんとできることをやって、頑張ってくれている身体と一緒に元気になります
きっと私は弱いから、またすぐに同じように悩んだり立ち止まったりすると思うけど
一度気付けたことはきっとまた思い出せるはず
これからもたくさんの人の力を借りながら、一歩一歩進ませてもらおう
今日も生かせてもらって、この命を保ってもらってありがとう
