広汎性発達障害の未来を考えています。 | 縁と円を引き寄せる成功法則

広汎性発達障害の未来を考えています。

大阪一点突破カウンセリングCBT舩曳です。

昨日はグランフロント内ナレッジサロンにて、

「それ、発達障害かもしれません」

というサロン(交流会みたいなものです)に参加してきました。

講師は同じ臨床心理士の宮崎圭祐氏です。

 

 

木曜サロンは大体対談形式で講師の一方的な話にならないように配慮しながら進める、個人的にはお気に入りのサロンです。

こんなまとめも随時書いてくれます。

 

と前置きはこのくらいにして、広汎性発達障害のテーマに戻ります。

 

個人的に「障害」という字は使いたくないのですが、診断基準上は「発達障害」とのことなので、今回の表記はご容赦下さい。

 

知らない方のために簡単に説明すると、

このように、

1.社会性の特徴

2.コミュニケーションの特徴

3.想像力の特徴

この3領域で顕著に特徴が現れると言われています。

 

いわゆる「空気が読めない」「会話が微妙に噛み合わない」「同時に仕事を頼むとどれか一つは忘れている」など、と言われることもあります。

 

大体の場合、困り感を感じて居られて、うつや不眠などを訴えていただける場合もあるのですが、あまり困り感をお持ちになっておられない方もいます。

 

その場合は、転職の失敗や、対人関係の躓きなどで困り感を持った時にご相談いただくことが多いです。

 

こんな時代なので個性として認められつつある部分もある一方で、公務員時代迫害とも言える扱いを受けている方を多く見てきました。

 

何か問題あったら「あの人のせい」、ミスがあるのも「あの人のせいじゃないかしら?」、上司との折り合いも悪く、出世しないし、評価も低い。自尊心も低くなり、結果うまく行かないことの悪循環が始まります。

 

上記したようにうつや不眠などの二次障害を発症される方も居ます。

 

解決方法としては、本人が自覚をしてからのツールを使ったボトムアップと、周囲に理解をされてからの環境調整という意味でのトップダウンどちらも必要です。

 

しかし、現状大阪の中小企業などを見ていると、事前に発達障害の診断を受けてハローワークを通して入社した場合は就労コーディネーターがついたり、助成金がもらえたりと支援制度は一応はあるのですが、一番の悲劇は雇用する前は分からなかった、「雇用されてからなんかこの人おかしい」となった場合です。

 

どちらも不幸です。

本人は「自分の方がよく出来るし、頑張っているのに、なかなか評価されない」と感じますし(実際ご本人の能力が高くても、社会性の問題で低く評価される場合が少なくありません)、経営者としても、「なんかあいつのすることはずれてることが多い。お客さんとのトラブルも多いし、そのことへの反省も見られない。今は評価下げるくらいにしとるけど、早めに辞めてくれんかな」となるわけです。

 

誤解をしないで欲しいのですが、濃い薄いの程度の差はあれ、多くの方は「発達障害の気(け)」は持っています。

お年寄りになると頑固になり、人の話を聞かなくなると言いますが、あれはおそらく、「発達障害の原因と考えられる脳の神経系統が加齢と共に似た状態になる」ということだと思っています。

 

人口が減少している日本において、働き手になりえる発達障害の方の支援は必須事項でありながら、知識も環境の整え方も分からないのが正直なところではないでしょうか。

女性の社会進出が叫ばれているように、彼ら発達障害の方たちの労働力は必要だと考えています。

 

なので、対人関係面に課題を持つ発達障害の方は、まず人と接する仕事を選ぶのかどうかを考えなくてはいけません。

 

そして彼らを雇う経営者の方は、「社内システム改善のチャンス」と考えるといいかと思います。発達障害の方がどうこうは置いておいて、彼らが理解出来るような仕組みを作ることは、他の社員にも働きやすくなることは間違いないのですから(特定の個人への配慮ではなく、誰が見ても分かりやすい基準やシステムを設けることになるため)。

 

人と接する仕事を選ぶのであれば、フリーランスか、経営者を目指す必要があるかと思います。万が一の場合でもフリーランスは自己責任で周りに迷惑をかけずに済む、経営者であればサポーターをお金を払って雇えばいいのです。例えば秘書にスケジュール管理をしてもらう、苦手なお金の計算は経理にしてもらうなどです。

 

逆に人と接する仕事を選ばないのであれば、こんな方法があります。

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