伝えることで気づく力とは | 縁と円を引き寄せる成功法則

伝えることで気づく力とは

ようこそ、舩曳です。

ブログの方もぼちぼち再開しています。




さてあなたは会社勤めをされたとき後輩を指導するときに、あるいはあなたが経営者として人を雇ったときに、例えば電話の応対や、注文聞き一つとっても「なんでこんな基本的なことまで教えなきゃいけないんだ!」と思ったことはないでしょうか?



もちろんだれでも最初はその仕事について経験がないので、教えてもらって(あるいは自分で時間をかけて学んで)その道でプロとして役立てるようになっていきます。



ですが、そういったことを考える過程で、「あ、じゃあ基本的な訓練が終わったところで、他社から引き抜けばいいやん!」と考える人は決して少なくないと思います。



要は引きぬきや中途採用などですね。




モラル的な問題がなかったとして、じゃあ実際この方法を採用した会社はどうなっていくでしょうか?



おそらくそう遠くないうちに、売上だけではなく、社員のパワーも下降していくことでしょう。



なぜでしょうか?


2つ理由があります。


一つは社内の雰囲気の問題と、もう一つは「教えることには別の側面」があるからです。




前者についてですが、例えば、奥さんが居る男性を好きになって付き合って、自分と結婚まで持っていった。


今回はたまたま条件が自分に有利で勝ち取ることが出来た。でも、自分が年老いた時、もしくは若さという武器を失ったとき、同じようなことを(元不倫相手だった)旦那はしないんだろうか?


ふと頭によぎりませんか?



なぜなら過去に他に魅力的な人が居たら、そちらに向かってしまった実績があるから。




同じように、引き抜きでその会社に来た人はもっと良い条件の会社があれば転職してしまうというリスクもあります。


そうするとなんとなく社内の雰囲気はしらけてしまうというのが一つあります。




ですが、こういった社内の雰囲気というのもありますが、何より引きぬきや中途採用で社員構成した場合、決定的にある力が欠けてしまうのです。



それは・・・



実は教えることによって、自分の理解を深めるという力です。



つまり人は理解をなんとなくでもしていたら、自分でする分には、それなりにこなせてしまうある意味万能な適応力を持っています。



しかし、これを自分以外の誰かに伝えようとすると、



・自分の理解していることの整理



・相手がどこまで理解してるかの理解



・自分が得ていることをどう伝えたら相手に伝わるか



・相手が理解しているかの確認



・相手が理解出来ていないなら、今度はどういった方法で伝えたら伝わるか



などなどの力が求められるようになります。




後輩に教えようとすると、教える側は当然相手の視点を獲得しようとするので、相手の視点を意識したお客様対応もスムーズになりますし、こう伝えたら伝わりやすいのか!ということも分かってきます。



当然上司へのプレゼン力も上がることが予測されますし、自己評価も高くなります。



そうすることでますます力と自信を身につけ、教える人数も増え、ますます力を付けるという好循環に入ります(一応うまく回った場合です)。



つまり、教えることを「手間」と取るのではなく「教える側の再教育の機会」と取ることによって、その会社では入社数年目の社員の底力が付くことが予想され、社員の層に厚みが出てきます。




もっと簡単に言うと、「教えることで教わることがある」のです。




今あなたが抱えている「一見手間にしか思えないようなこと」、もしかしたらその理解を一段深めたら、次はあなたの財産になっているのかもしれません。




そういった視点で今の難問を見ると、違ったものが見えてくるのではないでしょうか?



個人情報は守った上で、色んな方の経営者の本音を知れるものとなっています。



経営者の本音が知りたい、自分以外の経営者はどんなことを考えているんだろう?



そういうことに興味がある方は是非アンケートもお答え下さい。



お答えいただいた方全員に、集計後1ヶ月ほどでレポートにしてお送りします。


→レポート完成しました。


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