困った時、追い込まれた時ほど本質が試される
ようこそ、舩曳です。
さて今回は、よくご相談を受ける悩みの本質を整理してみました。
悩みの本質、それは・・・・
自分が思っていることと、現実とのギャップがあるために起こっています。
例えば社内での評価では、自分はこのくらいの仕事が出来ていて、こんなに会社に貢献している(はずな)のに、きちんと評価してくれない。
例えば恋愛で、こんなに自分が思っているのに、相手が振り向いてくれない。
想定している売上が上がらないので、部下にはっぱをかける。
など、自分が思っている理想と、現実とのギャップがあるがために悩みは生じています。
余談になりますが、以前勤めていた高校年齢対象の施設では、知的な問題、養育環境の問題などで、振り返りが出来ない児童が多く、
①現実を見ることが出来ない
②そもそも理想がない
がために、悲しいことですが、悩みまで感じている児童はほとんど居ませんでした。
なのでアドバイスも(指導員からの)指導も全く入りませんでした。
逆に考えるなら理想と現実のギャップに困る→悩む→問題解決という流れで進むので、悩むということはとても大事な問題解決のための第一歩だと言えます。
話を戻しますが、このギャップが悩みの本質だと気づけば後は解決は簡単です。
一般的には理想が現実の上を行っていることが多いので、
A.過剰に高い理想を持ってしまっているのであれば、現実的に達成可能な理想に変える(上の理想を下げる)。
あるいは、
B.現実を認め、どうすれば理想の状態に近づけるかをきちんと戦略を立てる(現実を上げる戦略を練り直す)。
です。
上記の社内の評価であれば、Aのアプローチだと、「一足飛びに役職が上がることを期待するのではなく、まずは小さな提案が通るようにする」ことにしたら、理想のハードルを下げたために、現実と理想のギャップは小さくなります。
スモールステップに分けると効果的でしょう。
Bのアプローチだと、「今自分が思うような評価を受けていない現実を認め、昇進しやすい人の行動を分析し、その通りに行動する」です。
もしかしたら分析したら、自分のキャラとは違うものが出てくるかもしれませんが、それを受け入れるかを選択することもあなた次第です。
すぐに答えは出なくても、評価されている人の何が上司の評価とされているのかをじっくりと時間をかけて観察してみてください。その観察力と分析力は場所や相手が変わったとしても、誰にも奪われないあなたの資産になりますので。
体験談ですが、以前の職場でとっても外交上手な後輩が居ました。結果的に彼の方が早く昇進していきました。
当時は、「あいつ上司に取り入るのうまいよな」とやややっかみも込めて、同期で話していたものですが、今だと彼がしていたことがよく分かります。
上司も中間管理職なので、さらに上から評価を受けるわけです。
その際に上司は苦渋の選択として、今の箱(予算や人員など)で出来る範囲でベターな選択をした。ベストではないかもしれないけど、「ベター」な選択をその上司は頑張ってしたんです。そこのところが分かっていない自分は「ベスト」な判断をしなかった上司と、取り入るのが上手と思っていた後輩を、間接的にではありますが、憮然とした気持ちで眺めていたんです。
おためごしかもしれないけど、その評価を受けた彼は、そのおためごしを受け入れ、最大限上司がさらに上から評価を受けられるように手助けをしたんです。
そりゃベストな選択が出来たらいいですけど、予算や箱の問題でベストが選択出来ない時もあります。その意図を汲みとってくれる部下が居たら、自分が上司でも評価したくなると思います。
昇進や評価だけが全てだとは思いませんが、あなたが上司で苦渋の選択をしているのに、それに協力してくれない部下と、清濁併せ呑むこと理解した上で協力してくれる部下だとしたらどちらが可愛いでしょうか。
あなたの気持ちも分かります。でも常に相手目線の意識は持っておくと、他の記事でも書いているように、いざというときあなたを救ってくれます。
そのために活用してもらえると嬉しいです。
さて今回は、よくご相談を受ける悩みの本質を整理してみました。
悩みの本質、それは・・・・
自分が思っていることと、現実とのギャップがあるために起こっています。
例えば社内での評価では、自分はこのくらいの仕事が出来ていて、こんなに会社に貢献している(はずな)のに、きちんと評価してくれない。
例えば恋愛で、こんなに自分が思っているのに、相手が振り向いてくれない。
想定している売上が上がらないので、部下にはっぱをかける。
など、自分が思っている理想と、現実とのギャップがあるがために悩みは生じています。
余談になりますが、以前勤めていた高校年齢対象の施設では、知的な問題、養育環境の問題などで、振り返りが出来ない児童が多く、
①現実を見ることが出来ない
②そもそも理想がない
がために、悲しいことですが、悩みまで感じている児童はほとんど居ませんでした。
なのでアドバイスも(指導員からの)指導も全く入りませんでした。
逆に考えるなら理想と現実のギャップに困る→悩む→問題解決という流れで進むので、悩むということはとても大事な問題解決のための第一歩だと言えます。
話を戻しますが、このギャップが悩みの本質だと気づけば後は解決は簡単です。
一般的には理想が現実の上を行っていることが多いので、
A.過剰に高い理想を持ってしまっているのであれば、現実的に達成可能な理想に変える(上の理想を下げる)。
あるいは、
B.現実を認め、どうすれば理想の状態に近づけるかをきちんと戦略を立てる(現実を上げる戦略を練り直す)。
です。
上記の社内の評価であれば、Aのアプローチだと、「一足飛びに役職が上がることを期待するのではなく、まずは小さな提案が通るようにする」ことにしたら、理想のハードルを下げたために、現実と理想のギャップは小さくなります。
スモールステップに分けると効果的でしょう。
Bのアプローチだと、「今自分が思うような評価を受けていない現実を認め、昇進しやすい人の行動を分析し、その通りに行動する」です。
もしかしたら分析したら、自分のキャラとは違うものが出てくるかもしれませんが、それを受け入れるかを選択することもあなた次第です。
すぐに答えは出なくても、評価されている人の何が上司の評価とされているのかをじっくりと時間をかけて観察してみてください。その観察力と分析力は場所や相手が変わったとしても、誰にも奪われないあなたの資産になりますので。
体験談ですが、以前の職場でとっても外交上手な後輩が居ました。結果的に彼の方が早く昇進していきました。
当時は、「あいつ上司に取り入るのうまいよな」とやややっかみも込めて、同期で話していたものですが、今だと彼がしていたことがよく分かります。
上司も中間管理職なので、さらに上から評価を受けるわけです。
その際に上司は苦渋の選択として、今の箱(予算や人員など)で出来る範囲でベターな選択をした。ベストではないかもしれないけど、「ベター」な選択をその上司は頑張ってしたんです。そこのところが分かっていない自分は「ベスト」な判断をしなかった上司と、取り入るのが上手と思っていた後輩を、間接的にではありますが、憮然とした気持ちで眺めていたんです。
おためごしかもしれないけど、その評価を受けた彼は、そのおためごしを受け入れ、最大限上司がさらに上から評価を受けられるように手助けをしたんです。
そりゃベストな選択が出来たらいいですけど、予算や箱の問題でベストが選択出来ない時もあります。その意図を汲みとってくれる部下が居たら、自分が上司でも評価したくなると思います。
昇進や評価だけが全てだとは思いませんが、あなたが上司で苦渋の選択をしているのに、それに協力してくれない部下と、清濁併せ呑むこと理解した上で協力してくれる部下だとしたらどちらが可愛いでしょうか。
あなたの気持ちも分かります。でも常に相手目線の意識は持っておくと、他の記事でも書いているように、いざというときあなたを救ってくれます。
そのために活用してもらえると嬉しいです。