お客さんにとってあなたは旅人
ようこそ、舩曳です。
今回はこんな例ではじめてみたいと想います。有名な例なので知っている方も居られるかも?まずはご自分のこととして考えてみて下さい。
旅人であるあなたの目の前におなかを空かせた人が居ます。
おなかが空いていることをあなたに訴えて来ました。
偶然あなたは釣竿を持っています。
あなたならどうしますか?
というのが今回の質問です。
あ、一応助けてあげる方向で考えてあげてくださいね(笑)
(ちなみにヤングミナミの帝王では、お腹が空いているのは犬で、餌を取れない犬は食べてしまえと言われていました(^_^;))
「魚を釣ってあげる」、「釣竿を貸す」、などなど色々な助け方があるかと想います。
ですが、ここで大事なのは、「あなたは旅人である」ということです。
つまり、ずっとはその人のことを支援してはあげられないのです。
魚を釣ってあげることももちろん大事なことですが、相手のこれからのことを考えたら、これから一人でも生きていけるようにしてあげるのが本当の優しさだと言えます。
有名な話なので、知っている方も居たかと想いますが、本題はここからです。
あなたが提供しているサービス、例えば占い、コーチ、カウンセリングなどは、相手の方の自立を目指してしていますか?と投げかけたいです。
病院勤務でカウンセラーをしている私の友人はこう嘆いていました。
「治療はしてもいいけど、治しきったらいけないって言われる」
もちろん全ての病院がそうではないです。そこは誤解しないで下さい。
話を戻しますが、つまり、ビジネスにおいて「リピート」は売上げを上げるために基本的な考え方です。
自分の利益ももちろん大事なことですが、最終的には「お客さんの自立」が最終目標だということを忘れないでいてもらいたいのです。
なぜなら、あなたとお客さんはずっと一緒に居れるわけではないのですから、お客さんにとってあなたは基本は「旅人」です。
そこまで分かって、実際目の前におなかを空かせた人が居たら、どうするのか、是非一度考えてもらえたらと想います。
※あと、この例の「あなたはお客さんにとって旅人」は、たまたまHPに訪れた人が、「必要そうだけど、まあ後でいいか」と思われると、もう二度と戻って来ないため、最初に訪れた時に、どんなアクションを取ってもらうべきか?という意味でも使われます。
この例については別記事で書かせていただきます。