分からないから面白い!?
以前も書きました、自己紹介で心理カウンセラーをしていることを名乗ると一番最初に言われること、「え?じゃあ私のことも色々読まれてそうですね」の続編です。
前回のまとめは、「読める人もいるけど、ほとんど分からないことが多い」と答えました。
今回は「分かるから面白いこと」「分からないから面白いこと」という両方の視点で書いてみたいと想います。
見切り発車なのでまとまらなかったらお許しを<(_ _)>
・理解してもらえると嬉しい
これは究極の真理だと想います。
なので我々職業カウンセラーは相手の話に傾聴し、理解しようとします。
信頼感が治療、あるいは相手のステップアップに必要なことだと理解しているからです。
先に後者、「分からないから面白いこと」について述べてみたいと想います。
これの最たる例は男女の仲ではないでしょうか?
分からないから知りたいと想う。
分からないから分かるために近づきたい。
人間って理解出来たら面白くなくなるんだと想います。
友だち関係にも言えるかもしれません。
自分と似たような価値観の人よりも、どちらかというと自分とは対極の位置にある考え方をする人、あるいは、自分の想像を超えた考え方をする人を友だちとして選んでいるのではないでしょうか?
やれば必ず勝てるゲームや、最初から犯人が分かっている推理小説、大好きな彼氏のお父さんを見たらすごいハゲてて分かる彼氏の将来の姿(男性から見た彼女のお母さんを見て、分かる将来の彼女の姿も同じ)って、面白くないのではないでしょうか?
カウンセリングでは、「分かったと想ったら、そこで関係は終結」というのがあります。
常に「分からないから理解をしよう」というスタンスが必要だということです。
では、逆に、「分かるから面白い」とは何か?
スポーツや学業などやったら今まで分からなかったことが分かっていく。
上達や新しい知識を得ることが出来るようになること、これはここまで読んでいただけた方にはもうお分かりのように、それまでに「分からない状態」があるから楽しいのだと想います。
ということはいずれにしても、「分からない」ということは、我々の人生を面白くするエッセンスなんだと想います。
家族、恋人、友だちなど近くに居るから何でも知っているのではなく、だからこそもっと知ろう、長く居ても分からないことがあるから理解出来るようにしよう、こんなスタンスが人間関係をもっと豊かにしてくれるのかも知れないですね。
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