我が家には
絵本「パパ おつきさま とって」
があります。
この絵本では、
パパが長い梯子を上り、
だんだん小さくなってきた
お月様を空から取ってきます。
ゆず君(2歳)が喜んで
この絵本を読んでいると、
小学生のみかんちゃんが、
ひそひそと
「あのさ、本当はさ、
お月様の大きさなんて
変わらないよね。
光の当たる部分が変わって、
そう見えてるだけだよね。
( *´艸`)うふふふふ。」
と言ってきました。
う、うん。そうだねぇ。
そして、みかんちゃんは
さらに声をひそめて、
「あのね、お月様ってね、
本当はお顔がついてるんだよ。
( *´艸`)うふふふふ~っ。」
みかんちゃんは、
絵本にツッコミを入れる
メルヘン少女です。
さて、数日後、
みかんちゃんが、
今日は学校で怖いことがあったと、
怖くなさそうな口調で
言ってきました。
トイレの個室に入っているときに、
トイレの電気が消えて
暗くなったそうです。
私
「ひえー、それは怖いねえ。」
みかん
「怖くなかったよ!」
怖いことがあったはずでは?
みかん
「だってね、
みかんは魔女だから、
暗くなると、
カチューシャが頭に出てきてね、
カチューシャには
ハートがついてて~、
(見えないカチューシャの
てっぺんを指差してみせる)
そのハートが光るの!
だから真っ暗でも平気!」
おもしろいです( ^▽^)
私は事故防止や防犯のため、
夜はキーホルダー形のライトを
つけているのですが、
(子供達にも持たせています)
この日以来、
みかんちゃんと一緒に
夜、暗い道を歩く時は、
「ママ、ママってラッキーだよ。
もしライトが壊れても、
みかんはカチューシャのハートが
光るから、平気だよ。」
と励まされ(?)ています。
因みに、
みかんちゃんを含む、
魔女の学校に通っている子は皆、
ハートのカチューシャのような、
イザという時に光るモノを
それぞれ持っているのだけど、
家族以外の人には
見せちゃいけないのだとか。
但し、緊急事態(災害とか)の時は
人を助けるために
出して良いそうです。
良心的な校則で良かった~(^^
科学的な事実を知っても、
みかんちゃんのおとぎの国が
決して揺らがないので
楽しいです。