小学生のみかんちゃんと
公園へ遊びに行きました。

ひとしきり遊んだ後、
遊具の下にある水溜まりに
吸い寄せられていくみかんちゃん。
鉄棒やブランコやの下は、
地面が削られて凹んでおり、
雨が降ると水溜まりになります。
みかんちゃんはいつも
そんな水溜まりが気になるらしく、
棒切れで溝を掘っては
その溝へ水溜まりの水を誘導して、
水を減らそうとしたり、
棒切れで他所から砂を持ってきて、
埋め立てるかしようと頑張ります。
(雨上がりの公園にはいつも人がいないのでやれています)
私や夫にも、ああして!こうして!
と指示が飛びます(笑)
でも、スコップ等を使って
大々的にやるわけではなく、
拾った棒でチマチマやっているので、
この治水工事は
成功したためしがありません。
私
「うーん。
先ずは水を汲み出さないと。
じゃぶじゃぶの中に土を入れても、
どろどろの沼になっちゃうよ」
みかん
「えーーー?」
疑いの眼差しで
こちらを見るみかんでしたが、
水の汲み出しをやってみる!
と言い始めました。
ペットボトルと牛乳パックを
家へ取りに行き、
いざ水溜まりの水全部抜く
作戦開始。
みかんは、ムリだと思うな~。
と言いながらも、
『やってみようなんでも大実験
(by NHK)』
のノリでせっせと働いていましたが、
しばらくしてふと見ると、
暑い中、みかんが
水汲み用のペットボトルを持って
しゃがみ込んでいました。
何をしているのか聞くと、
直射日光で
コンクリートが熱くなっていたので、
そこを歩く蟻さんがかわいそうになり、
水溜まりで汲んだ水を
チョロチョロ、チョロチョロと
コンクリート上に
撒いていたのでした。
ぐんぐん気温が上がってきたので、
そんなに長く公園にいられない!
でも、水溜まりに水が有る限り、
蟻さんのためのチョロチョロ散水を
やめる気はなさそう。。。
で、スピードアップのために
なぜか私が水汲みを頑張りました。
(何やってるんだろ私。。。)
(/´△`\)
~~この時いろいろ思いました~~~~~~~
蟻は体が小さい分、
体温上がるの早そうだな~とか、
蟻は乾燥に弱いと聞くけれど、
日向のコンクリート歩いたら、
一瞬で乾かない?とか
人間も手袋をすれば、
そこそこ熱いものでも触れるので、
灼熱のコンクリート上を歩けるのは、
外骨格のなせる技なのかな~、とか、
酷暑の日は蟻も休憩時間が
延びるのかな~とか
~~どうでもいいことをいろいろ思いました~~~~~
でも熱中症が心配だったので、
一緒にしゃがみこんで
蟻を観賞するのは止めておきました。
こんな時、子供は早く帰る事よりも、
自分の興味を優先させるから、
ぐんぐん世界を広げていけるのかな。
その分危なっかしいですが。
さて、最終的に水溜まりは空になりました。
みかんは
「空になったねぇ」
と汗だくで言ってました。
私も汗だくでした。
水溜りは、
意外と水の量が多かったです。
見た目よりたくさん
水がたまっていました。
公園でしっかり手を洗って帰りました。