JR京都駅自体。

原広司さんとゆう大建築家が
国際コンペ(注1)を勝ち抜き設計された建物です。
ちなみに、梅田スカイビルも原さんの設計です。

私の通ってた大学のデザイン系教授さんはこの建物が大嫌いなようで
(教授さんは使用者の安全を第一に考えて研究をしてきた人なので
授業で手すりのデザイン、床の色、
特に高低差35mの直線階段などに
苦言を呈されていたことを思い出します

でも、かっこいいから気になっちゃうんですよね 教授!

京都駅ビルの伊勢丹7F美術館「えき」では、
センスが若い写真展、イラスト展をよくやってくれるので
ちょくちょく「えき」のために出かけるのですが、

11Fまで続いている屋外階段が好きで
見終わってから降りるのはたいてい大階段

階段に腰かけてる人も多いので
温かい時は腰かけてぼーっとしたり

お金無い学生時代はパンかおにぎり買って
階段でお昼ご飯したり

思い出のある場所だから、大好きです

万一の危険を考えて安全なデザインを選ぶか
たくさんの人に面白い!かっこいい!と思われるデザインを選ぶか
いつも、建築をする人は考えてると思います。

(注1)コンペ=コンペティション=設計競技
   色んな設計者がこんな建物いいんちゃう?の簡単な設計案を出して
   一番良い!と審査されたものを具体的で実現可能な設計にして建てる
   という設計プロセス
   JR京都駅では例えば安藤忠雄さんなど幾人ものスター建築家の案の中から
   原広司さんの案が選ばれた、ということ。
   でも、これは国際コンペの情報を見ているとよくあることです