空亡は大運で20年間あるのが一般的だが、ほとんど一生の間続く人が鑑定にきた。

ふらっと中華街に来たので寄ってみたらしい。

もう60代半ばなのでどんな人生が待っているのか見てもらいたいと言う。

 

命式はいたって普通でしたので平穏な生活をして生きたかな?と思い大運を見ていみたら・・・・ん・・

 

「これまでの人生は平穏でしたか?」と聞くと「いいえ、波乱万丈でした」と言う。

 

この人は10年単位の大運で本来の空亡は40歳から60歳まででした。

初旬に支合干合となっていましたので空亡が20歳から40歳まで移動するのかなと思った。

 

「どんなことがありましたか?」

 

「母が10歳の時に他界しまして、継母が来ましたが折り合いがつかず高校時から家を出ました、高校生ですが当時スナックでバイトをして稼ぐことになりました。

それから転職を重ねましたが、30歳過ぎ、アパレルで働いたときに販売力を見込まれ店長になりました。さらに30歳半ばで店を持つこともできました。

そして店を5店舗もつよになってからは売り上げ下がり、スタッフからお金を盗まれたりさんざんでしたが、それでも30年続けられたので満足はしています。」と答えた。

 

「結婚は?」

 

「今3度目になります、今後の人生はどうでしょう?」

 

「本来なら60歳で空亡は終わりだが・・・

そこから大運に異常干支が3つ続いていることを気が付きました。

つまり、準空亡が30年続くとみていいのか?判断しにくいのですが

命式には異常干支はなかったので作用があるもの見たほうがよいのだろう。

 

つまりこれからも不安定な時期が続くとするならば、

何か目標持つより、穏やかに趣味などを活かし生活をすることで

波乱が起きないと思った。