空亡と聞くと悪いイメージが付きまとうのが一般的です。

それは年運空亡の時期に運気が不安定になり現実面が乱れるからです。

 

でも、大運空亡は時期によっては大発展する時期なんです。

だから、自分の一生に大運空亡が来る時期が判っていたらその時がチャンス到来時期になるのです。いわゆる運が味方してくる時期なんです。

ただ、成功する条件があり、その条件に当てはまった人がチャンスを得るのです。

 

だから、自分の大運を調べてどの時期からはじまりいつ終わるかを調べておくことが必要です。

 

ある相談者の話です。その方は現在入院中です。

 

彼の幼少の頃はとても経済的に苦しい生活していたそうです。

そんな時期を過ごしたせいか自分が裕福になることを夢に頑張ったことで

20代後半にデザイン関連の仕事で起業します。

それが当たり20年で何十億稼ぐことになります。

 

彼は大運空亡が20代後半からはじまりました。

ひょんなことから知人から紹介された人から次々と大きな話が来たそうです。

この様なことが大運空亡時期に起こるのです。

 

しかし、夢も目標もない人にはこの時期が来ても何も変わらないことが多く、

むしろ精神的に苦悩があったりする人もいたのです。

これが、年運と同じように扱いをされたのかもしれません。

 

この空亡の期間に大成功を収めた人はだいたいの人が入る前に

収入があまりなく、苦しい生活を少なくとも3年はし続けていた人が多いです。

 

また反対に裕福な生活をしていてこの時期に入ると運気はさほど大きく伸びない。

しかし、目的があれば頑張れるので小発展はできそうだ。

 

いずれにしても20年で何らかの成功を収めた人が多いのだが、

気を付けないといけないのが第5旬の大運に(だいたい60歳前後)

天剋地沖が廻って来るのだ。

 

成功を収めた人はこの成功が自力であって、永遠に繁盛すると思っている人は

この後にドツボにはまることが多い。突然死や病気が廻って来ることがある。

つまりもとの状態に戻ると言うことだ。

 

そうならないためには

本当の自力と思わず天に運に感謝がひつようであり、得たものを人のために使うとか、寄付をするとかすれば大損することはない。

 

彼はそれをせず、

さらに投資を考えたが、結果的にはだまされ大きく損害を受けた。

それから精神的に苦悩続き病気になり、退院できる状態ではないようだ。

 

人生は夢をもって頑張っている人にはラッキーなことは必ず来ます。

それが大運空亡なのです。