前厄になる女性が相談に来た。
巷に厄年を気にする人も多いが私はこの説はどうかな?と思っている。
それは、昔から言われている「大きな決断はしない方が良いだろう」ってことです。
それに、厄年に離婚した、病気をしたなどと言う人も多く、厄年=悪い年なんて意味合いを持ったのだろうが、これはこじつけに過ぎない。
いわば、「厄年だから・・しょうがない」みたいな諦め、納得したい心情だと思う。
この女性は会社の中で設計士をずっとやっているらしい。
しかし、転職もせずにやってきいたが良いことがなかったと言う。
もっとできるのにと思っていても会社の評価が悪く不満足な毎日だと言う。
結婚をして夫婦仲は普通で2人の子供を授かり子育ても大変だったが
2人とも社会人になり、一応安堵してるのだが、定年、本厄を控えてこれからどうするべきかと悩んで来たらしい。
彼女は元命比肩・そして劫財+帝旺+羊刃を持っている。
帝旺は身旺であり、エネルギーを人一倍持つ人であるし劫財は組織の中でうまく立ち回れるが羊刃もそれと同様にエネルギー大な劫財のようなものであるから、組織の中では毎日不満足だったと思われます。
また、7割ぐらいの人はこの手の命式は個人事業主が多い。
つまり、会社組織の中の歯車では終わらない人がおおいのです。
彼女は今年比肩が来るのでますます、比劫が過多になる、印綬でもあれば抑える気持ちがあるが・・・ない。しかし厄年だから変われないと思ったようだ。
もし、厄年でなかったらどうするか聞くと「会社を辞めたい」と言う。
そんな時期でもあるから辞める方向で良いと思う。
ただし、厄年だから躊躇しているらしい。
私は厄年は迷信だと思っているので厄年は役年と思って動くべきと思う。
「誰かの為に役に立つ年」として考えたら良い。
誰かとは、周りの者だがそれは自分も含めてだと考えれば
「したいことをすればよい」
さらに天剋地沖が回ってきたので大きく方向転換しても良いと思う。