60歳過ぎても生き方に悩んでいる女性が相談に来た。

「何が知りたいのですか?」

「今後の人生はどうなるか?知りたいです」

「仕事のこと?家族のこと?」

「自分のことだけでいいです、今までなんかモヤモヤした生き方を

ずっと続けているような気がします」

 

「結婚は2度していますか?同い年の人と年が離れている人とか」

「ええ、なんで分かるのですか?そうです。20代に同じ年、30代に今の主人と」

「夫婦仲はどうですか?あまりよくないのでは?」

「いいえ、仲は良いです」

「子供は2人いますが・・心配はしていません、私のことが知りたいです」

 

彼女の命式は戌亥空亡で3柱異常干支、月柱空亡で天才的命式でした。

元命が比肩で年天干が食神ですので頑固な上にさらに頑固が増す人のようです。

夫に対してもかなり締め付けていたような話しぶりでした。

「私の言うことは何でも聞いてくれるのでいい主人です」と・・

 

仕事は看護士ですが、

何も理由がないが何か満足できない毎日を暮らしているので

何故か落ち込んでしまうと話す。

 

多分、仕事は人並み以上に出来る人なのでしょうが、たえず、気を使っているで疲れるらしい・・

 

時に頑固さが増し辛辣なことを言い・・

周りからは認められていないことが不満足のように思えるらしい。

 

月柱空亡で、3柱異常干支であるからうまく行かないと自己肯定感が低くなる。

落ち込むとさらに下に下がることが多いのだ。

 

合わない環境の中では、さらに孤立して寂しくなるものだ・・

仕事場所はかなり変わってきたが、今の病院もやめようか迷っていると言う。

 

このような命式の人は、「人は人、自分は自分」と言うスタンスがいいのです。

自分のやる仕事を淡々とやっていれば、自然と周りが認めてくれるはずです。

みんなと和気あいあいなんて1番に思わないことが良いです。

 

それは、人より能力がある人ですからです。

本来壁にぶち当たっても乗り越える力はありそのような運命です。

 

それを超えた時に彼女が思っている

「人のためになりたい!」と言う使命が全うできるのです。

 

人に尽くしたい気持ち、助けたい気持ちが増し、

そうなっていない自分が満足できないのです。

 

壁を越えればカリスマ的存在になれるものです。