次女にも読書について長女と同じようにやってみた。でも反応は違っていた。

絵本よりアンパンマン絵本を好んだ。よく公園でどきんちゃん、アンパンマンなどなどの絵を描いた。
次はセーラームーンで、テレビのアニメキャラを好んだ。
絵本には興味をもたなかった。

同じ姉妹でも、こんなに違うものかと実感した。
違って当たり前なのに。娘それぞれの個性を見極め、それに合った育て方をするものだと思った。

以来、本の選択は次女に任せた。次女が私の美術図鑑を好んだのにはビックリした。

兄弟姉妹、それぞれの個性は違うものですね。

後記
次女も大学に入り、本を読むようになりました。
絵本について書いたが、もう一つ大事な事がある。

絵本を読んでもらう中で、こどもは自然と「聞いて理解する」という姿勢を身に付けていく。わからない時には、読んでもらった後で質問をする。

まずは聞いてからである。これは「相手の言う事を聞き、理解する。」という人とのコミュニケーションの基礎である。

大学の時に「なぜ耳は二つで、口は一つか知っている?」と友人に質問された。「知らない」と私はこたえた。すると友人は「喋りの二倍、人の話をきけ、という事なんだよ。」と教えてくれた。」なるほどと私は思った。
「喋り上手よりは聞き上手」と言われるが、私はその通りだと思う。人の話を聞く人は好感をもたれるものだ。こういう姿勢が絵本を読んであげる事でこどもは身に付ける、すごい事だ。
更に
「人の言っている事を聞き理解する」を「人の書いた事を読み理解する。」に変えると国語の読解力となる。

是非ともお子さんに絵本を読んであげてください。
まずは絵本から読書は始まる。どんな絵本であっても、親御さんがその絵本を好きな事が大事だ。親御さん自身が読んで感動した絵本だと、それがきいているこどもに伝わる。

絵本の絵はやはり親御さんの好きな絵が良い。それもこどもに伝わる。その上でこどもが絵を気に入れば更に良い。こどもの好みもあるからだ。何度か読みこどもが楽しくないようなら別の絵本にしよう。

「ぐりとぐら」で有名な福音館かある。確か画家が絵を描いた絵本があったと思う。ブルーナーの絵本シリーズ。その他に「天にのぼったなまず」「地獄のそうべい」「ハラペコあおむし」「百万回いきたねこ」「鼻のあなの話」などなど。(思い出したら追加します。)

親子で楽しんでください。