現場に出ると、心配性なお母さんに出合う。自ら「私は心配性ですから、…」と語るお母さんもいたりした。
もう少し詳しく説明をしたい。こどもにとって成長過程は、未知の物との初体験ばかりだ。こどもは当然、不安を覚える事も多い。そんな時にお母さんがこどもの不安を吸収する事で、新たな成長シーンに向かえる。
ここでのお母さんの役割は重要だ。この不安の吸収がスムーズかとうかで、成長の様子が違ってくる。心の安定性が良くなくなる。
当然、心配性でないお母さんの方がスムーズだ。

心配性のお母さんは自分の不安でいっぱいになる。
こどもの不安どころではない。こどもの不安が自分の不安となり、こどもと一緒に心が揺れてしまう。こどもの不安は残り、心が不安定になりがちだ。

親はどっしりと構えていたい。