ある日のセッションルームでのこと。。。
カウンセラーは困っていた。

なぜなら。。。

クライアント『もう、上司が悪いんですよ!あいつのせいで僕はすぐ怒っちゃうし。だってそりゃそうでしょ?理不尽なことされたらそりゃあ誰だって頭にくるでしょ?あと、それにそういう理不尽なことに無関心な会社そのものも悪いんですよ。あんな環境だと仕事も進まない!どうしたらあの上司やこの会社の環境が変わってくれるんですかね??じゃないと私も落ち着いて仕事できませんよ!!』
何を言っても あの人が悪い。
会社が悪い。環境が悪い。 そのせいで感情が乱れ仕事にならない。
本当にそうだろうか?
◆今日のPCM(プロコミュニケーションモデル)的学び 【その10】
その感情になった原因はあなたにしかない。
論理療法の創始者であるアルバート・エリスは
ABC理論を提唱しました。
この理論は人の感情や悩みの起こり方のモデルであり、
①A:Activating event(出来事)が起こる
↓
②B:Belife (信念・固定観念)が影響して
↓
③C:Consequence (結果)が決まる
というシンプルなものです。
例えば恋人と別れたという出来事(A)が起きた時に全ての人が同じ感情(C)になるのでしょうか?
または、犬や猫があなたに近づいてきた(A)時に全ての人が同じ感情(C)になるのでしょうか?
ある人は恋人と別れ、悲しみある人は恋人と別れ、何も感じず
ある人は恋人と別れ、胸を躍らせるでしょう。
(犬や猫の例も、ある人にとっては嬉しいだろうし、ある人にとっては恐怖かもしれません)
つまり、起こる感情(C)を生み出すのは出来事(A)そのものが原因ではなく
その人の信念や固定観念(B)次第なのです。
(なのでプロコミュニケーションスクールでは、この信念や固定観念を変えて自己を編集する技法を30パターンほど教えているのです)
しかし、我々は日常的にこんなこと
を思ってしまいがちです。
『あいつのせいでイライラする』
『この会社じゃなかったら私はうまくいく』
『あの出来事のせいで私はこうなってしまったんだ』
断っておきますがイライラするのがだめとか
何かのせいにするのが良くないということではありません。
むしろこう思うことで得られるイライラや悔しさ、哀しみ
などは大きな原動力やモチベーションとなり得ます。
では、何がまずいのかというと
ある出来事(A)が起こったときに
あなたの信念や固定観念(B)について全く無頓着で
情緒的、反射的に感情(C)が起こっており
そういった自分のプロセスに気づけていないならまずいのです。
そう、例えて言うなら、こんな感じです・・・

『つまり、あなたは上司のせいでイライラし、会社の環境のせいで状態が乱れ、仕事が進まないんですね?』


『そりゃあそうだよ!!あんな上司誰だってムカツクに決まってる!!それであんな環境にいたら自然とやる気だって下がっていくよ!!』

『なるほど。あなたは上司によってイライラさせられ、環境によって仕事がうまくいかないのですね?』

『ああそうさ!!ああいう人達とあんな所に毎日いたら、こっちの気がおかしくなっちゃうよ』

『そうですか。。。つまり、あなたの感情や状態は上司次第で決まるということですね??』
『例えて言うならあなたは、まるで・・・

操り人形みたいですね。

『操り人形!?いやいやいや、操り人形ってことはないだろ!?俺は俺の人生を生きているはずだぜ??』
『ほお。。実はこんなかんじかもしれないですよ。。。』

『とりゃ!!w』
!!?

『う、うわあ!?な、なんだこの糸は?!俺はこんな糸知らないぞ!!』
『上司が、理不尽なことを言った。えい!』


『ぐおおおおおおおおおお(怒)』
『お母さんが君にだけおやつを買ってくれなかった。えい!』


『なんで俺だけ・・・(しょぼん)』
『彼女から一方的にふられた。えい!』


『終わった。。。俺の人生、何もかも・・・』
・・・
起こった出来事がそのままあなたの感情や状態を決定づけている場合
あなたの感情や状態は起こった出来事次第となります。
そしてそれは
あなたの人生は他人や出来事によって決められるということです。
それでいいですか?
ぜひ、あなたの人生はあなた自身の手で
マネージメントされることをお勧めします。
(具体的な方法は骸骨の記事をお読みください)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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