チリの国際ジェミニ天文台が撮影したバタフライ星雲 NGC 6302 はまるで宇宙を舞う蝶のような姿で話題になっています 観測はジェミニ南望遠鏡が行い 星雲は地球からおよそ2500光年から3800光年離れています

楽しく解説
• 何が写っているか
中心には寿命が近づいた白色矮星があり その周囲に広がる光る羽根のような部分は過去に放出されたガスが強い放射線で加熱されて輝いているものです ✨
• なぜ蝶に見えるのか
星から噴き出したガスが双極方向に広がることで左右対称の形ができるため 羽を広げた蝶にそっくりに見えます 羽の模様はガスの密度や温度の違いが作る光の濃淡です 🦋
• 観測の背景
この画像は国際ジェミニ天文台の観測開始25年を記念するコンテストで チリの学生が対象に選んで撮影されました 観測装置の性能と若い観測者のセンスが合わさった成果です 🎓🔭
