今日から一週間の一時帰国。

 

アメリカに来て10年と40歳の誕生日が重なり、色んな思い出が蘇る。

 

 

2013年に採用面接を受けにアメリカ来た時はそんなに経済的余裕が無くて一泊$45のホテルに泊まり、その汚さに悶絶しながら一週間を乗り越えた事を昨日のように覚えてる。

 

今ではそんなホテルに泊まる必要もなくなり、ビジネスクラスで帰国するようになったが、苦しかった時の思い出は10年経っても色褪せない。苦しい記憶の方が良い記憶より何倍も強く残るのが人間の脳の仕組みで、これをどう理解してコントロールするかが日々の幸福感に大きく関係する。

 

そう自分に言い聞かせて物事を俯瞰的に捉えて行きたいと思う一方、下らない事で感情的になり夫婦喧嘩したり、どうでも良いことで娘達に怒ったり、振り返ると必要の無い記憶を作り出してる自分がいる事に気付く。

 

20代の時は経済的に余裕さえあればこう言う事にはならないと思ってたが、そんなことは無い。逆に、こんなに経済的に余裕があるはずなのに、日々のストレスが減らないことが余計にストレスになる悪循環を生み出す時もある。

 

改めて、これからの20年は経済的な状況の改善より、マインドセットの改善に時間と労力を使って行くことが大事だと痛感する。いかに良い記憶が前面に出てくるか、その良いイメージで幸福感を出せるかが大切。

 

 

その流れで、5年ぶりの帰国、楽しみだな。