「千日紅の恋人」 | 転勤妻P子の何でも日記~徳島編~

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ここ数日、また暑くなってきましたね。

こんなときは体調崩しやすいので、どうぞご注意をひらめき電球

さて、今回はまたまた帚木蓬生さんの作品で、

千日紅の恋人 という本のご紹介です。


先日感想を書いた「閉鎖病棟」ですっかり著者の

魅力にはまってしまった私。

これはすぐに別の作品も読んでみなくては!と

チョイスしたのがこちらでした。


また家の本棚お気に入り作家のコーナーができる予感。

それくらい、オススメな作家さんです。


では。。。


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ざっくりあらすじ

  アパート扇荘の管理人時子とそこで暮らす住人たちの

  日常の物語。



私の評価

  宝石緑 宝石緑 宝石緑 宝石緑 


ざっくり感想


  タイトルから、恋愛小説を想像していた私。

  確かにそういう要素があるものの、

  それだけにとどまらないのが、この作品の魅力。

  色んな人たちが住んでいるオシャレじゃないアパート扇荘

そんなアパートを父から譲り受け、大切にしている主人公が

  なんとも心温かい。女性らしい感じの人ではなく、むしろ

  たくましく男性的。けれども心の奥底にあたたかいものが

  流れているのが作品を通して伝わってくる、そんな作品。


  そして!!個人的に外せないのが美味しそうな場面

  チラチラあること。

  そういう要素を期待してなかっただけに、けっこうな衝撃。

  エッセイや料理本はもちろんだけれど、こういった普通の

  小説で美味しそうなものに出会えるのはうれしいです☆

  住人たちもいそう!いそう!というキャラが多く、ドラマ化 

  しても面白いだろうなぁ~という感じ。


  評価が4なのは、主人公が恋をする有馬さんという男性が

  好青年すぎだから(笑)くだらない理由でした。。。

 

心に残った箇所


  扇荘でお葬式をするシーン。

  いつもは勝手なことを言っている住人たちが、一老人の

  お葬式のもと、集まりちょっとした結束力を感じさせる。

  主人公を困らせる住人たち側のあたたかさを感じた

  シーン。

  何度も出てくる、サイゴン・ドリームの歌詞。

  くさいと言えば、それまでの歌詞なんだけれども。。。

  確かに歌詞を見ただけでも、サイゴンに行きたくなって

  しまう、想像力がふくらむ歌詞。

  あゆの飴煮・牛肉の陶板焼き・豆乳鍋・そうめん瓜などなど

  とにかく美味しそうなんですねぇ~。描写が。

  食べたことがない、知らないものも出てきて興味津々です。

  

  鵜飼のシーンや「有馬花壇」の描写

  自然描写がとても上手で、臨場感もあり、一緒に見たり

  感じたりしているような錯覚におちいりました。

こんな人にオススメ

  

  自分に関わる面倒な人たちのことで悩んでいる人

  人との関わりに憶病になっている人

  本の世界でもいいから自然を感じたい!という人


閉鎖病棟といい、こちらの作品といい、とにかく視点が

優しいんです。読んでいて考えさせられたりするところも

ありますが、なんだかホッと優しい気持ちにもなる作品

でした。


帚木蓬生さん、オススメです☆


やっときた金曜日!!

お休み前の最終日頑張るぞー!!


おやすみなさい。よい夢を 星



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