みなさまこんにちは

 

 

今日は気楽なお話です

 

これまでのブログで「バックパッカーのすすめ」をふたつ書きました。

これらを読まれた読者が「地方タイのバックパッカーのような旅に出かけてみよう!」と思われた場合、ちょっとした「落とし穴」もありますので思いついたものだけ付録的に追記しておきます

 

地方は首都バンコクなど観光地にはありえないことに遭遇します…

この「落とし穴」、決して怖いものではありません。むしろタイ人らしさを体験でき、あとから笑い話になると思います。

 

すべてが該当するわけではないので、あくまでも参考程度に…

 

 

 

  1 宿泊地(ホテルでなく安宿と記します)

 

 

窓のない部屋 

 

「安い宿だから」or「今日は寝るだけだからと安宿でかつ一番安い部屋に泊まりたい」と思い、一番安い部屋。トイレとシャワールームはありましたが、あとはベッドだけ。

 

ただ寝るだけならこれでいいだろうと思いきや、窓がありません(換気扇もない)といった宿もあります。地方なので遅い時間だと水を買う場所もない場合があります。

 

苦情を言いに行っても、既に受付は帰宅済み…そんな可能性もあるかもしれません。おそらくその宿は元商店で部屋は「倉庫」だったと思われます

 

エアコンと怖い扇風機

 

安宿にありがちなエアコンは風力調整ができないかもしれません。例えばレベル1-4まであってもどれも送風なんてこともあります。まだプロペラ風の大きな扇風機がありましたが、宿の人から「古いので落ちてくるかもしれないので注意してください」とか、すぐに別の部屋に変わりました。

 

手洗い

 

さて、手を洗おうとして、石鹸を泡立たせ、水を出そうとしても、水が出ない!結局、階下のトイレで水で石鹸を流しましたが、水が出るかを先に確かめるのも重要です

 

*上記は2015年以降の在タイ中に、ビザ取得のため隣国に出るとき、できるだけ経費節減を試みる目的で使った3例でした

 

 

  2 交通

 

 

 トゥクトゥクとタクシーはどこに?

地方を旅する読者への注意点ですが、例えばある町でバスを降り、普通のホテルに泊まった場合ですが、フロントに聞いてもトゥクトゥクもタクシーもない町だとか?

 

多くの場合、鉄道駅か(バス停でなく)バスターミナルのないところには、トゥクトゥクとタクシーはないのです

 

せっかく穴場の観光地に行こうと思っても、結局バイクタクシーで行くしかありませんが、土地の人と交流するならホテルのフロントに頼み込んで、時間のあるフロント担当者の知人などの車で案内してもらいましょう。こういったことが出会いのチャンスになります

 

 

この場合なら出たところに

タクシー・トゥクトゥクはあります

 

 バス停はどこ?

さて帰りにバスで戻ろうとしてバス停を探しても多分ありません。またフロントに戻って聞くと、「だいたいこの辺で待っていればいい」となり、いつ来るかまでは分からないと思います。筆者の経験だと平均1時間に1本はあるはずですが、当てにしない方が賢明かもしれません。トイレを済まし、1時間待つことは地方ではごく普通のことと受け入れましょう。

地方では夕方5時頃…要は明るいうちに終バスとなる可能性が高いのです

 

 

洪水の季節も注意

トゥクトゥクやバイクタクシーは無理

人生、いき急がずゆっくりと

 

 大平原の中で

もし視界に何の建物もない場所で、急にトゥクトゥクの故障。こんな場合、一般に運転手が救援(修理)の連絡をするのですが、場所にもよっては到着までに数時間待たされることがあります。

 

読者は急いでいます。周りにはすれ違う車はなく、バス路線でもありません。で、どうするか?この運転手さんに泣きついて、トゥクトゥク仲間の知人に連絡してもらいましょう。筆者も何度か同じ体験をしましたが、運転手の奥さんが代わりに来てくれたことを思い出します。

 

陸の孤島

このような場所での車の故障はツライね

 

 

  3 長期祝祭日

 

年末年始・タイ正月・他の催事

この期間に行くと、ロータスなど一部のスーパー以外の飲食店やその他お店はほぼ全て閉店です。地方の辺鄙な所だとスーパーもセブンイレブンもありません。

 

食事ができない!宿も安宿でした、朝(モーニング)はついていても夕食がない場合があります。頼めば作ってくれると思いますが、遠慮深い日本人。この場合、夕食に「モーニング!」を注文しましょう(材料はあるはずです)。

 

モーニングもなければมีอะไรจะกินมั้ย(ミー・アライ・チャ・キン・マイ?「なにか食べるものありますか」)と聞くか、このタイ文を見せてください

 

タイの地方では、夜でもモーニングを作ってくれます。果物など余ったものを出してもらえれば、合掌してありがたくいただきましょう。1-3で助けてもらった方には「お金は要らない」と言われても払いましょう、「タンブン(お布施)です」と言えばニコッとして受け取ってくれるでしょう

 

食料品は買い置きしておきましょう

 

 

   その他

 

飲食店。注文したあと団体さんが来たら、読者の存在を忘れられる恐れがあります。勇気を出して「(注文した)XXはまだですか? 「XX ヤン・マイ・マー」」と言ってください(ヤン・マイ・マー(まだ来ない)だけでも分かってくれるはずです)。黙っていると数時間来ないこともあります

 

支払 主に露天市では1000バーツ紙幣を嫌がるところがわりとあるので、できるだけ細かくしておきましょう。1000バーツ紙幣しかないので買い物ができないなんてこともあります。

 

トイレに行きたい!思い浮かぶのがセブンイレブン。タイではセブンイレブンにトイレ(とコピー機)がないので注意。ATMならあります。

 

日本のCanDoなどで売っているフェイスタオルはタイでは分厚いので注意です

 

タイ人は「滝」が好きです。知り合いになった人から、滝見物に誘われるかもしれません。数時間車に乗せてもらい滝見学に行ってみたら…多分驚くと思います←一度だけでも行ってみましょう

 

 

 

*以上は現地在住者には周知のことですが、初のタイ地方旅行者にはいい思い出になるはずです

 

よい旅を!

 

 

ここまでにしましょう