みなさんこんにちは
第2の人生が話題になってから久しいですね
上司からも周囲からも、あれをやれば? これに挑戦したらと言われることも…
しかし、何をやっていいか分からない…そりゃそうでしょう…読者はこの押し売り的な第2の人生を考える前に自己と向き合う心の準備ができていないからです。
*第2の人生を考えるべきという風潮を起こしたのはおそらく日本社会でしょうか?
ところで、多くの女性はすでに趣味のサークルなどで第2の人生を謳歌しています
また友達のネットワークも豊富な方が多いと見受けられます
シニア男性は(特に氷河期世代の場合)、目先の生活に追われ第2の人生どころではないと察します。また大企業在籍で年収が多い人は、仕事オンリーがほとんどで女性のように器用な趣味や友人作りに充てる時間は取れなかったと思います。読者が友人と勘違いしている人達は会社内外の利害関係のみでつながった人が殆どで、会社と縁が切れたとたん、友人もなく、趣味もないことに気付くーそんな現実が待っているように感じます
趣味といっても、多くの趣味サークルのメンバーは、遅くとも30代前半に趣味を始めシニア世代になるとアマチュアレベルに達しており、素人の読者はそんなところに行っても居づらくなるのが現実でしょう・・・多分
では、映画鑑賞や読書、音楽鑑賞などは?もちろん立派な趣味ですが、それだけで第2の人生としての充実感が得られるでしょうか?映画鑑賞や読書は第1の人生でもできますー趣味というより娯楽、週1回、美味しいラーメン屋に行くのとさほど変わりはないと思われます
第2の人生というからには何か「新しい自分の発見」を目標にすることも大切に思えます。
そこで、本ブログ「タイ人のメンタリティー」という立場から、第2の人生を模索してみましょう
1.第2の人生をタイに求めるにはどんな方法がありますか?
(答)シニアバックパッカーをおすすめします
これはタイトルで書いているのですが、目的は自分探しと、人によっては過去の断捨離です
2 タイは全くの初心者ですが大丈夫ですか?
(答)大丈夫です
実際アジア圏かつ比較的?治安のいい国(ラオス・マレーシア・ベトナム・インドネシア・インド・ブータン、或いはアフリカのどこか等)に行かれた読者はタイでなくてもいいと思います。
*タイが初めてで心配な読者は、可能なら、3-4日のツアーに参加してはどうでしょうか。その際、現地の生活用品の相場をチェックしておきましょう
3 タイ・シニアバックパッカーデビューは普通のタイツアーとどう違いますか?
(答)必要最低限の予算で旅する
タイに行く人の大半は、上述のように娯楽を享受しにでかけます。例えば有名観光地訪問以外にもナイトライフや高級ホテルでのエステやスパ、それと高級料理、高価な買い物などです。まさに最高の娯楽です。
シニアバックパッカーを試みる読者はこれと全く違った旅をしてみましょう。最初にツアーで行った読者は、ツアーで味わった楽しさを一時忘れてください
4 具体的にどうすればいでしょうか?
(答)以下で述べます
バンコク・チェンマイ・パタヤ・プーケット・アユタヤ・スコータイなど有名観光地に行かない
そして滞在地を決める→日本人がいない僻地のゲストハウスに滞在する
*行き先はグーグル・マップで街を検索し、画像で気に入ったところをチェックしておきましょう
ゲストハウスは格安レベルでもアットホームなところを1日かけてでもいいので探す
滞在先が決まれば短期定住する(5日~7日ほど)
食事は現地の人が利用する店で食べる(できれば知り合った人を誘う)
*ゲストハウスが朝食付きならオーナーなどと会話する
毎日、ホテル周辺の散策し、毎日複数の同じマーケットなどでいろいろな人に話しかけてみる。その中で読者の世話を熱心にしてくれる人がかなりの確率でいるはずです(タイの地方に行けば必ず実感します)。そこから利害関係のない人脈ができる潜在性が出てくると思いますー第2の人生のきっかけは、これまでの常識の裏側(=ありふれて目にとまらない場所)にあることを見落とさないようにしましょう
ポイントはゲストハウスの中に引きこもらず、ゲストハウスの人やその知人や周辺の人と終日お喋りすることです。筆談でも英語でもカタコトのタイ語でもいいので、あれこれ教えてもらうことから始めましょう(何の料理がおすすめか・行きたい場所への行き方・世間話などから)
*読者が企業の社長でも、日本の田舎からきた普通のオジサンで通す。身分の自慢はNGです(尊敬はされても距離をおかれます、別階級の人と思われるからです。あくまでもゲストハウスの従業員と同じ階級(タイ語でパートタイマーと言って)接しましょう(理由は以前のブログで述べています)
*ゲストハウス以外ではあえて日本人と言わないのがコツ、聞かれてもスルーする
最終滞在日にはゲストハウスの従業員や知人を誘って出かけるようにすることがおすすめですがデートに誘われたと勘違いされないよう、以下をおすすめします
*帰る前の日に、おみやげを買いたいといい、マーケットに付き合ってもらうよう頼む(心配しなくても、男性相手に出かけるときは女性ひとりではきません、何人か人がくるはず)
*(無宗教でも)お寺に参拝したいので連れていってほしいともちかける
*もし、小旅行(ゲストハウスから1日で戻れるところ)が可能ならラッキーですね、また1泊旅行を提案されたら最高の経験になるので即OKしましょう(出社が数日遅れても、帰国の飛行機の変更料金がかかっても延長して行く価値1000%
タイ滞在10年以上の人も、タイ人達とだけのプラベートでの一泊旅行はほとんどあり得ませんー1泊旅行に誘ってくれる理由は読者が何の利害もないバックパッカーだからです。
5.この旅の最大のメリットは?
読者にとって自分を偽らない第2の「居場所」ができる
ーこれに尽きると思います。「精神的な隠れ家or避難所」にもなり得ます、具体例として
利害関係のない新しい友人ができること
あまり観光客扱いされず庶民生活が体験できる
読者の40年以上続いた価値観を見直せること
今後自身が望む行き方のヒントが見えてくること
やろうと思っていたがためらっていたことを実行する気持ちになれること
読者が富裕層でも普通の旅行者(バックパッカー)として振る舞えば彼らの仲間になりやすくなります。
「日本は相次ぐ増税・物価高・円安で海外旅行にお金をかける余裕はないけど、タイが好きなので一生懸命働いて貯金してやっとタイに来た。旅をして、この街にたどり着き、この街がとても気に入ったので、ここにずっと居たい」(下線部は日本人の8割以上の人にとって真実です)
といった印象を与えれば彼らは本音で応対すると思われます(実際お互い、そんな気分になるはずです)ーここには既に、勝ち組、負け組といった世界観はありません
旅行中、日本人と違う行動パターンを体験するでしょう-信じられないような体験をすることで、読者は日本にはない新しい世界に入ることができるはずです。可能なら知り合った人とライン交換してもいいと思います。
このような経験ができるといいですね
タイ人は日本人は一人でいることが
好きだと思っているので、誘われなくても
積極的に食事会を提案してみましょう
10人くらい集まるはずです
この貧乏旅行で出会った人の中から読者の友人といえる人が現れるように思います。少し前のブログにも書きましたが、何度もその地を訪れ、友人と定期的に出会う機会を設けるのもよし、金銭的に難しいならsnsで会話することもおすすめです。タイだけでなく他の国にも行き、数カ国でいろいろな友達作りをしておくと世界感がひろがりますね。
タイ語が話せるならラオスの僻地もおすすめです(首都ビエンチャンは都会化してきたので、その他の県を推奨しておきます。タイには1ミリもないラオス人独特の心の暖かさがあり、タイ以上にハマってしまうかもしれません。ラオスなら場所によっては民家に滞在することも可能です←対価はいらないと言われても払いましょう)
*ラオスと長く関わっていた日本人達はタイ人は冷たいと言うくらいですから…
1990年頃のミャンマー国境のメーサイ(現在は観光化)
このような場所をタイで見つけるのが難しいなら
ラオスも視野にー今回のお話だとラオスの方がおすすめかも
☆この旅によって、日本の狭い世界から少しづつ開放されると思います
☆違和感を感じながら当然xxすべきと思わされてきたのは、日本社会に洗脳された証とも感じます。他国の空気を吸うことで(いい意味で)洗脳が解けたとき、日本で否定されていた読者の性格や個性が肯定されるはずです。本来の自分自身が分かり、世間の目を気にしなくなったとき、はじめて第2の人生を考える地盤が固まってくると思いますーいままで自分を犠牲にし、他者に使っていた労力を自分自身に向けるのが第2の人生とも言えそうです
これまで染み付いた固定概念を断捨離するための一手段としてのバックパッカーの旅ですが、旅自体が第2の人生になるかもしれませんね
洒落じゃないですが、人生は旅ですから…
因みにタイも利害関係による鬱病予備軍がたくさんいます。そんな中、なにも気を使わない読者(バックパッカー)の存在が彼らの救いになるはずです
1回の旅は格安飛行機で、たとえば滞在費は10万円以内とか決めておきましょう
*万が一の事故(入院など)に備えクレジットカードは持っていった方がいいと思います
新しい自分探しの参考になれば嬉しいです
今日はここまでにしましょう
ขอให้โชคดีด้วย