起きたら市役所に行こう
息子が待受の携帯を握って
面会調停の資料を作ろう

嫁より私といたいと言ってくれた
あの日置き去りにした息子を
嫌がらせの足止めで 遅くなったけど

ただ抱き締めるために
汚ならしく 見苦しく
何度でも 人前を這い回ろうと覚悟した

簡易裁判所が恐い
嫁がライン着信拒否で
住所も変えられ
まだ どこにあるかも
鬱の自分が書類の手引きや
どうにかできるとも思えない

聞いて回ろう
人前で泣き崩れるかもしれない

でも、息子が待っている


きっと息子は 真っ直ぐに生きてる
私の愛する息子でいるはず

大好きなヒカキンの歌を歌い
今までの気持ちを伝えたい