NHK100年インタビューむのたけじさんのジャーナリスト魂に触れました。

自らをもやしながら世を照らす松明たいまつ。
たくましく、明るいお人柄に勇気と元気を頂きました。

96歳のむのさん。
むのさんの真っすぐな生き方はすごいです。
こんなにカッコいい日本人ジャーナリストが
今なお、現役で66年前の戦争のありようから、平和への道筋を照らしています。

戦争をふりかえり、戦争状態になったときの人間の残酷さ。
一般の人びとの他力依存、自主規制についての話は興味深かったです。


100年後へのメッセージというコーナーでむのさんは語りかけます。

「2111年のみなさん、おめでとうございます。100年後にこうしてあなた方が生きているということは、
第3次戦争をしないで平和な世界を作り上げたということでしょう。」

「人類はこれから40億年は生きる可能性もありますが、
世界中が核爆弾を使用するような戦争がおきていたら、あと人類は40年でしょう。」

「こうして100年後のみなさまに会えるということは、
戦争のない平和な世界を作ることが出来たということです。
いったい、どうやってそのような平和な社会を作ることが出来たのか、
どうぞ、これから先の人びとのためにも、残していってください。」

~~こんな感じのメッセージをおっしゃっていたと思います。


核の問題はストレートに原発問題でもありますね。

核の平和利用という形での転用をワタシ達は他力依存で容認し、
いままた、自主規制という形で自らの運命を委ねてしまってはいないか?

むのさんのメッセージはそんなふうにワタシの胸に響き続けています。




戦争のない時代に生まれて豊かな日本に暮らせていること。
すべてに感謝します。
むのさんの叫びは東北をないがしろにしてきた日本の歴史にも触れていました。

是非、再々放送をお願いします。



東北の子供たち。
お母さん、お父さん。
おじいちゃん、おばあちゃん。
豊かな大地。
を思って私は祈ります。

『変えられないものを受け入れる穏やかさと
 
 変えられるものを変えていく勇気を

そして、その2つ見分ける知恵を与えてください。』

(謙譲の祈り)