- 辰巳 芳子
- 手しおにかけた私の料理―辰巳芳子がつたえる母の味
この本に紹介されているお料理には懐かしいものも多いんです。
それで、この暮れからの台所仕事の基本的な成り立ちを
この本をベースとして行ってます。
必要なところだけをかいつまんで読むのではなくて
最後まで通しで読んでから、お料理をしなさいという前書きに触れ
居住まいをただしました。
深淵な精神性のもとに受け継がれて来た味の技に引き込まれてるのです。
今年一年をかけて、この本の中に紹介されている季節の野菜と
お料理を作っていきたいと考えています。
本日は身欠きニシンを昆布と煮てみました。
ここまで辿り着くのに、
米糠を入れた水をとりかえながら油と臭みを抜くのに4日。
その間に八方だしをとり、昆布はニシンと煮て
カツオや干し椎茸は突き出し風にアレンジしました。