小学校と中学校の夏休み前、私は毎回肥満注意のプリントを渡された。
「かおり~、太り過ぎだって」
担任の先生の言葉とクラスメイトからの笑い声が、9年間の恒例行事だった。
そのたびに恥ずかしくて、自分が情けなくて、でも気にしてないように振る舞ってた。
太ってる私が悪いんだ、って言い聞かせてた。
今日、保健室で身長を測ってみた。
そしてふと、「先生、私ってまだ肥満注意かなぁ…?」と口にした。
保健室の先生に会ったのは初めてで、先生はポカンとしながらも「体重何キロ?」と聞いてきた。
「…53、これって平均?まだ肥満?」
「凄く理想的な体重だよ!」
それから最初に話した肥満注意のプリントの話しをした。
あの頃の情けなさ、と恥ずかしさを思い出したら泣けてきた。その先生は私ならクラスメイトの前でなんて絶対渡さないよ、自分が一番太ってるって悩んでるのにね。って言ってくれた。
そして最後に「もう肥満注意じゃあないよ」と保健室から送り出してくれた。
良かった。
とりあえず私はあの悪魔のようなプリントとはおさらばできたみたいだ。
もうひと踏ん張り、頑張ろう。
「かおり~、太り過ぎだって」
担任の先生の言葉とクラスメイトからの笑い声が、9年間の恒例行事だった。
そのたびに恥ずかしくて、自分が情けなくて、でも気にしてないように振る舞ってた。
太ってる私が悪いんだ、って言い聞かせてた。
今日、保健室で身長を測ってみた。
そしてふと、「先生、私ってまだ肥満注意かなぁ…?」と口にした。
保健室の先生に会ったのは初めてで、先生はポカンとしながらも「体重何キロ?」と聞いてきた。
「…53、これって平均?まだ肥満?」
「凄く理想的な体重だよ!」
それから最初に話した肥満注意のプリントの話しをした。
あの頃の情けなさ、と恥ずかしさを思い出したら泣けてきた。その先生は私ならクラスメイトの前でなんて絶対渡さないよ、自分が一番太ってるって悩んでるのにね。って言ってくれた。
そして最後に「もう肥満注意じゃあないよ」と保健室から送り出してくれた。
良かった。
とりあえず私はあの悪魔のようなプリントとはおさらばできたみたいだ。
もうひと踏ん張り、頑張ろう。