メディア 映画 上映時間 102分 製作国 日本 公開情報 劇場公開 (東宝) 初公開年月 2004/05 /29 ジャンル コメディ/青春 監督: 中島哲也 原作: 嶽本野ばら 『下妻物語』小学館刊 脚本: 中島哲也 出演: 深田恭子
土屋アンナ
宮迫博之
篠原涼子
阿部サダヲ
岡田義徳
小池栄子
矢沢心
荒川良々
生瀬勝久
本田博太郎
樹木希林
何か説明出来ないけど好きな映画ってのがある。
説明しようとすると無理矢理になってしまったりなんとなく理屈っぽくなってしまう、
「要するにすきなんだよ!」
という、まあ分析とは程遠い映画がある。
その答えを探そうとすればするほど本当の気持ちから離れていってしまうような・・・
ぼくが「好きな映画」と思ってる作品はそういう映画が多いのである。
メリーに首っ丈、アメリカンパイシリーズ、ビッグフィッシュ、フィールドオブドリームス、ホームアローン1,2
邦画だとぼくらの七日間戦争、フラガール、しこ踏んじゃった etc
他にも好きな映画はたくさんある
でも説明しようとするとなんだか本当の気持ちから離れていきそうな感じになる。
でもふとした瞬間に「あーそれで俺はあの映画が・・・」ってなるとジーンと来る。
映画は人生の一部だ。
さて前置きが長くなったけど下妻物語である。
ぼくは福島県に生まれたが茨城県の下妻市にわりと近い所で青春の一部を過ごした。
だから冒頭でいきなり「ジャスコ」が出てきた時には笑ってしまった。
下妻の人は本当に結構な頻度でジャスコに行くんです。
だが舞台が下妻じゃなくてもこの映画は好きだったろうなと思える。
深田恭子と土屋アンナが予想以上にかわいかったからではない(いやそれもちょっとは影響しているか・・・)
一見馬鹿馬鹿しい映画にこめられたメッセージ、それがわかった時
「あーそうだよな」ってなってジーンと来てしまう。
家族の大切さだったり、友情だったり、夢だったり。
言葉にすると安っぽくなるからあんまり書きたくない言葉ばっかりだけど。
で、なぜぼくはこの映画が好きなのか。
一度は反発したり諦めた物を思い出したり認めたりしながら本当の自分に気づいていく過程。
また難しい言葉を使ってしまったけどつまりはそんな所である。
そしてエンディングのトミー・フェブラリーの曲がいい。
エンドロールに合う曲というものがあってまさにそれだと思った。
いい映画を観た後は決まってちょっぴり切ない気分になる。
これはどうしてなのだろうか?
それと変わってるのかもしれないけど、ぼくは日本の映画のエンドロールで
「○○市」とか「○○を応援する会」という表記が大好きだ。
エンドロールに「下妻市」「下妻物語を応援する会」と出た時に泣きそうになってしまった。
フラガールの時も「いわき市」「フラガールを応援する会」で泣きそうになったが・・・
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