今日はリディアには直接関係ない豆知識です。

パスタのデザインは何故ベールブルーが多いか知ってますか?



パスタ工場の規模が小さく、個人生産が主流だった17世紀頃から



パスタの包み紙は青だったのです。日本のわら半紙みたいな感じですね。



カルタ ダ ズッケロと呼ばれ砂糖やタバコの包装にも使われた 安い紙がこの青だったのです。



だから、ディチェコ・ジェンティーレ・バリラ・ヴィエトリ・アフェルトラ・カポーニ等



歴史ある会社が採用しているそうだ。



歴史を紐解くと、12世紀くらいにシチリアにアラブ人が持ってきたという説が有力で



イタリア最初の麺工房もパレルモにあります。



その歴史に大きな変化をもたらしたのも、南イタリアの方々でした。



その代表にグラニャーノという町がある



先日の蛎と一緒で、山の清流に恵まれ、水車で粉を挽き、ヴェスヴィオから吹き降ろす風と海からの



湿った潮風 日照量もパスタに最適な環境であった。



そんなことから文化が出来ています。



ただ、戦前グラニャーノから都市部の大きな工場に移ってしまい



現在残っているのはほんの数社である



ただここ20年で昔の職人技術が生きた乾燥パスタ(天日乾燥は以前禁止だったが)



をよみがえらせようと活動は活発になっている。



まだコストとのバランスは取れないが、近いうちに芸術と工業技術により



もっと美味しいパスタを店舗で使える日が現れる気がする。



最近はそんなコアな人達にお互い協力してもらっていますが、



とにかくこの世の中大量生産をしないと儲からないですね。



僕の周りの先輩方は、皆青ラインナップを知らないうちに使っています。



味はもちろん美味しいのはもちろんですが、複雑な歴史に逆らわず伝統を大切に



しています。そんな方々の近くに入れ、僕も大切に大切にしなければなりませんね。