記憶力
最近は、海事代理士試験に直接関係のないことばかり書いており、申し訳ありません。
どの資格試験においても、合格するための重要な要素のひとつが「記憶力」ですね。
ただ、もちろんこれも人によって個人差がありますので、記憶の苦手な人は、試験によっては厳しいものになることがあろうかと思います。
さらに年齢的にも若い人の方が記憶の定着には有利なようです。
今年は最年少16歳で公認会計士試験に合格したというニュースが出ていましたが、資格試験でよく公表されている合格者の年齢層は、どの資格試験においても、やはり20歳代から30歳が多いようです。
ただ、そんな中にあっても、60歳台や70歳台で合格されている人もいらっしゃいます。
こちらの方は、あまりニュースとして取り上げられないようですが、私はいつも心の中で拍手を送っています。
さて、その記憶力=暗記ということに関して、私が中学生の頃に友達と競って暗記していたことをひとつ紹介します。
それは「π=円周率」です。
ご承知のように、3.14159265358979323・・・というように無規則な数字の羅列が延々と続いていくわけですが、これを友達と競って覚えるという一種のゲーム性が伴ったこともあって、最大で少数点以下500桁くらいまで覚えていたことがあります。
覚えたからといって、それが何か役にたったかと聞かれれば、「何の役にも立たなかった」と返事するしかないのですが、それでも好きな音楽が頭の中で流れるように記憶していったことは、決して無駄ではなかったのかな?と今になって思います。
もしかしたら、今年の社労士試験も、そうした意味の無さそうな数値を覚えることも多いのですが、それほど苦痛ではなかったのは、そうしたことがあったからでは?と。
ところで、世の中には、その円周率を一万桁以上も記憶している人がいるみたいですが、それはそれですごいことですね。
さて、昨日外出していた時に、書籍店に寄ってみると、すでに来年受験用の行政書士試験や社労士試験の参考書や問題集が並び始めていました。
思い起こせば、私もちょうど一年前から新しい参考書などを買い揃えて社労士試験に備えていたことを思い出しました。
後日、私が使用した参考書などについて私なりに長所・短所などを含めた、できるだけ詳しいお話などもさせていただこうかなと思っております。
また、海事代理士試験に関しては言えば、受験者のためのちょっと専門的な参考書である成山堂書店刊行の「最新海事法規の解説」は「概説 海事法規」と名称を変え新訂され刊行されています。
この本は、海事代理士試験にもなかなか有益だと思われますので、少々高価(5,250円)ですが、できれば入手されて受験勉強の活用されてはいかがかと思います。