福太郎(べこ)にご挨拶をして、ダムカードをもらいに道の駅まで戻る

本当は近くにある食堂に寄るはずだったのだけど、振替休日の振替で食堂がお休み

 

柳津でソースカツ丼を食べたかったのです。

 

普通会津地方でソースカツ丼というと

こういうカツとキャベツとソースがかかった感じ

これは同じ只見線沿いの金山町の道の駅

 

 

柳津町になると、下に卵が敷いてある

 

いわゆる普通のカツ丼は煮込みカツ丼ということらしい

何故か柳津だけちょっと違う感じで、なぜ会津でカツ丼推しなのか、未だによく分からない感じ

 

なかなか美味しいお味でした

 

 

 

ダムカードは4枚増えた

 

道の駅の向かい側でこの地域の銘菓、あわまんじゅうが売っているので、ゲット

もち米と粟とあんこで出来ているのだと思うけど、なかなか美味しい

こんなに美味しいのに、賞味期限は製造後2日

固くなっちゃうらしい

 

この頃の貨物事情で考えても、翌日に予定通り受け取れたとしても次の日までには食べ終えないといけない計算

美味しいのに致命的な弱点を抱えている感じ

 

どうしようもない事なのだと思うので、近くに行ったら足を伸ばして食べてほしい

後悔はしないはず

 

駅前から圓藏寺の方へ向かう道沿いに地元の菓子店が点在していて、バラ売りもあります

 

 

あわまんじゅうを頬張るうちにいい時間になり、宿のある方へ移動し始める事に

 

 

 

こーんな山あいの道を柳津町から会津高田の方向へひたすら走っていくと

 

県道59号は突然途切れ、突き当り(不通区間)

 

 

道を間違えたわけではない笑

 

寄り道の理由はこれ

 

 


名を軽井沢銀山の大煙突

 

 

 

つまるところ、1558年に発見されてから会津藩を支えてきた銀鉱山

 

明治時代になり古河に経営が移ってからもかなりの規模の銀を産出していたらしい

 

その精錬所の煙突

 

半分くらいの高さになってしまっているのだと思うけど、レンガの目地が漆喰なのが原因のよう

 

精錬所として使用されている間は漆喰が悪さをする事はなく、強度的にもその方が好都合だったのだと思うけど、使われなくなった途端に冬の雪や凍結などで漆喰がひび割れたりするうちに、徐々に崩れていったよう

 

町が煙突本体を譲渡された時に、危なくないようコンクリで補強をしたり、この煙突どうすんの?と議会で議論を重ねたりしているようだけど、煙突以外の鉱山だった遺構が残っていないせいか、整備して観光地化という事でもないらしい

 

調べてみると色々な方が写真や議事録を掲載されていたりするので、興味が湧いたら見てみてください

 

少しずつ崩れるのなら、あるうちに見ておきたい

 

観光地として価値がなくても、その煙突が煙を吐いていた頃は、それなりに栄えていたのだろう等と、煙突の横から周りを見渡してみました

 

 

優先度は低かったのだけど、なんとなく気になって見ておいて良かった

 

産業遺構的なものは、なんとなく興味が向きやすい

 

 

調べてみると、廃鉱山はかなり多い気がする

 

 

急に視界がひらけては道端にバイクを停め

 

当初15時過ぎには早めにチェックインするつもりが、気づいてみれば16時半

 

 

お気に入りのフロントのお姉さんは居なかったので、いつも荷物を運んでくれる中居のオバちゃんに訊ねてみた

 

p「見当たらないけど、お休み?」

おb『あの子連休中ずっと出勤だったから、そうかも』

p「忙しかったんですねー」

おb『会いたい?』

p「はっ?くぁwせdrftgyふじこ」

おb『会いたい?((´・∀・`)ニヤ)』

p「居ればねぇ」

 

 

同僚Aに常日頃、あなたは顔に出ると言われている

 

多分顔に出たのだろう

 

温泉に入って、会津地方の銘柄のカップ酒を飲んで、寝て起きた翌朝

 

 

前日なにか大事なことを見抜いたような顔をしていたオバちゃんが、一言

 

おb『8時から来るよ!   良かったねぇwwwww』

 

 

客を茶化す中居ってどうなのと腹を立てたりはしないけど、ちょっと恥ずかしい

 

おb曰く、性格が素直で可愛いよねぇ

 

 

このおbとは気が合いそうだ

なぜお気に入り(好き)なのか、的確に表現してくれている

 

 

帰りにお見送りしてくれている間も、おbに茶化され続けながら宿を後に

 

 

おbが本当に魔法を使ったのか、もともと来る予定だったのかは聞かなかった

知ったらアテにしちゃうだろうし、会えるかわからないけどというドキドキもまた楽しい

 

 

お土産に金山町で買った炭酸水を使ったフェイスマスクを置いてきた

 

 

 

オバちゃんありがと!