またも間が空いてしまいましたが前回の記事(
生後9ヶ月、ASSR検査②精密検査って精密じゃない…!)の続きです。
ASSRを受けて、思ってたような数値がでず、
さらに検査結果の曖昧さにもびっくりしてしまった私。
左耳は低音が健聴に近い、よく聞こえているという言葉。
その言葉自体は嬉しかったのですが、私はあることに気がついてしまいました。
そして、恐る恐る聞いてみたのです。
「あの…
これを見ると、左耳は低音が聴力が良くて、高音のほうが聴力が悪いですよね…。
前にCT検査したときに、
耳小骨の形が変だから、
伝音性難聴の可能性が高いってことだったと思うのですが……
伝音性って確か、聴力の波形は
直線になることが多いんじゃないでしょうか?」
※伝音性・感音性難聴の違いについてはこちらの記事、
CT検査についてはこちらの記事に書きました。
そうなのです。
伝音性難聴は、外耳や中耳に音を妨げる問題があっておこる障害なので、
どの音も平均的に聴力が悪くなります。
そのため、オージオグラムは直線に近い形になります。
感音性難聴は、入ってきた音を処理して脳に伝える仕組みに問題があり、
その伝わり方は人それぞれで、低い音が得意だったり、高い音が得意だったり、それぞれいろんなオージオグラムの形になります。
恐る恐るきいた私に先生は
「ああ…たしかに、
波形を見ると感音性難聴かな、という感じですね。」
とアッサリ
ええっ…!!
CTで伝音性の可能性を伝えられた時も、
伝音性・感音性の判別については今後いろんな検査をしていく、
最終的には2歳くらいでできる骨導聴力検査でわかってくる、
…ときいていたので、
もちろん伝音性が確定だったわけでもないんですが。
伝音性だった場合、
音量は小さいけど聞こえに歪みはないし、
そのため補聴器はとても有効だし、
なにより10歳くらいで外科手術を受けて聴力を改善できるかも…と
きいていたので、
その可能性がこんなに早くなくなってしまうのはショックすぎて
小学生の男の子を見ると、
「この頃には手術受けてるかな?」なんて妄想していたので……
もちろん確定ではないとわかっていたけど、
生後5ヶ月で伝音性かもと言われ、
たったの4ヶ月でそれが覆るとはびっくりで
ASSRの話、まだ続きます。
※これまで伝音性のこと書いてきた記事にも今後注釈入れていきます
これまでの検査のことなどはわかりやすいようにこちらにまとめてあります