中山寺と清荒神清澄寺へ初詣

こんばんはぴよぴよ侍です

12月31日は氏神様である八坂神社へ除夜詣を兼ねておけら詣りへ、お正月は1月2日の仕事終わりに実家に帰って、翌朝1月3日に中山寺と清荒神清澄寺へ初詣に行ってきました

実家では、肺炎で再入院し、最近退院したばかりの母が色んな話をしてくれたのですが、私も初めて聞いた話がいくつかあって軽く衝撃を受けました

その内の1つを書こうと思います

私は三人兄弟(姉・私・妹)なのですが、姉と私の間に一人、水子の兄弟が居るというのは前にも書いたかなと思います

流産を経験した後、母が中山寺で子宝祈願をして、無事母のお腹に私が宿ることができたのですが、私を妊娠して暫く経った時、どうやら結構マズイ状態になっていたらしく、もしかすると私も流産となる可能性があったそうです

というか、結構その可能性が高かったらしく、「この子も流産してまうんかな」と思ってしまうこともあったそうです

悩んだ結果、ご先祖様がよくお参りしていたという石切劔箭神社という神社で「どうかこの子が無事に元気に産まれてきますように」とご祈祷を受けたそうです

で、そこから物事が一気に好転して、私は無事元気に産まれてくることができたということがあったそうです

以前から、「あんたは石切神社と中山寺で子宝祈願、安産祈願されて産まれてきたんやで〜」的な感じで軽くしか聞かされていなかったので、まさか自分が産まれる前にそんなピンチに陥っていたことも知りませんでした

私が産まれてから母と一緒にお礼参りに行ったそうですが、幼い頃すぎて記憶がございませんでした

このお話を聞いて、また石切神社にお参りして、もう一度感謝の気持ちを伝えたいなと強く思いました

中山寺と石切剣箭神社の神様仏様、本当にありがとうございます

と、いうことで石切神社の写真をチラリ

奥之院も素敵な石切さん

空気が澄んでいます

と、いうわけでなが〜〜〜い前置きにお付き合いして頂いたところで、本題の初詣のお話にいこうと思います

中山寺、流石にお正月だけあって朝から人が多かったです

人が多かったのと天気が微妙だったのとであまり写真も撮れなかったです

でも、雨が降らなかったことが救いでした

どうか雨が降りませんようにと黒龍様にお祈りしたのが通じたのかなと嬉しかったです

お正月ということで、御本尊で秘仏の十一面観音様もご開帳されており、拝ませて頂けてめっちゃ有り難かったです

太子堂で般若心経を小声でお唱えしていたら、何処からともなく小さい男の子が満面の笑みで走り寄ってきてめっちゃ癒やされました

中山寺に来ると、いつもとても懐かしい、優しい気持ちになれます

今日は子連れのご家族や、お孫さんと一緒にお参りに来ているお爺さんお婆さんがたくさん居て、めっちゃホッコリしました

あと、お写真は無いですがこの日は閻魔堂で閻魔様に色々お話しました

青龍塔は曇りでもやっぱり美しいですね

「野をもすぎ　里をもゆきて　中山の　寺へ参るは　後の世のため」

「群雲の　かかる浮世の　中山に　慈悲の光や　ひとり晴れゆく」

これからも、私がお爺さんになってもずっと中山寺にはお世話になります

ずっと大好きなお寺です

中山寺の次は清荒神清澄寺へお参りに行きます

清荒神参道にはたくさんのお店があるのですが、可愛い白蛇さんに会えるお店があります

蛇年の姉イチオシのお店です

お店のTwitterにも可愛い写真がたくさん貼られていて最高です

参道では、たくさんの方々に「ありがとう」とお声掛け頂き、凄く幸せな気持ちになれました

清荒神は、ゴミ拾いをしてる時にありがとうとお声をかけて下さるお店の人や参拝者の方々が他の神社仏閣や霊山よりも圧倒的に多くて、人情と愛、信仰心の溢れる素敵な土地と人達だなと思います

ありがとうと参拝者のお婆さんにお声掛け頂いた時、「『ありがとう』という言葉は言われた方だけではなく、言った方にもいい影響がある。」と何方かに言われたような感じがしました

今更というか、改めて今このようなことを言われた意味はなんだろうと色々考えました

ありがとうと言われるような行動をするということは、それに伴ってありがとうと声を掛ける人が出てくることもある

ありがとうという心を人に持ってもらい、感謝の言葉を頂くということは、自分の波動を上げるのもそうですが、その人の波動を上げるお手伝いもさせて頂いているということにもなるのかなと思います

だからといって、人に感謝されたくてボランティアをしたり、慈善活動や清掃活動をするのは違いますけどね

そう考えると、人に見えない所で黙って陰徳を積むだけではなく、他の人に徳を積む機会やキッカケを与えるという意味では、人に見える所でも見えない所でも同じように慈善活動や清掃活動を行い続ける等ということは大切なことだと思い知りました

陽徳にせよ陰徳にせよ、どちらを積むにしても大切な事はなんの為にその行いをするのか、どのような心持ちで行うのかだと思っていますし、その事を忘れないように気を付けていきます

清荒神では、ありがとうとたくさん感謝の言葉を掛けて頂けるということは、その土地やそこに住む人達、お参りに来る人達の波動が高かったり、信心深い人が多かったり、魂が綺麗な方が多いんだろうなと思います

色んな考え方はありますが、こういった場所も聖地の一つであると私は思います

と、いうわけで話がまたまた脱線しましたが、なんだかんだで清荒神清澄寺に到着です

布袋尊様にご挨拶して、荒神様にお参りします

荒神様の御真言を唱えていると、燃え盛る炎に護摩木のようなモノをポイポイと投げ入れる荒神様のイメージが浮かんできました

たま〜〜に、ドス黒い護摩木？みたいな物も混ざってました

意味がわかるようなわからないような感じの映像でしたが、荒神様のお顔は笑っておられたので悪い意味ではないなと思いました

荒神様や役行者様、龍王堂、宝稲荷様などなどいつもお世話になっている仏様方の元へお参りした後は、清澄寺の御本尊である大日如来様の元へお参りさせて頂き、そこから滝不動様の元へ

よく見ると石仏のお不動様が居られます

お参りに来られる方の中でも滝不動様の元へ来られる方はそこまで多くなく、お不動様のお姿を見つけられない方も結構多いですね

あまり目立たないから仕方ないですけど

こちらは私の推し地蔵様の一尊である一願地蔵様です

もう本当めっちゃ素敵なお地蔵様です

清荒神にお参りの際は是非一願地蔵様も拝んで頂きたいと思います

帰りに、掲示物コーナー案内コーナー的な所を見ていたら、写真中央付近の布袋尊様の下、地面の近くに何かを発見

季節外れのナナフシさんでした

冬の貴船神社でのサワガニさんといい、お正月の清荒神のナナフシさんといい、季節外れの、しかも縁起が良いとされる生き物を見ると凄く嬉しいですね

「蓬莱の　山に清の　荒御神　日々に利益も　新たなりけり」

中山寺も、清荒神も本当にいい初詣となりました

どちらのお寺もご先祖様から崇敬しているお寺ですし、私自身大好きな場所なのでこれからもお参りさせて頂きたいと思います

ご先祖様から自分へ、そして自分から次の世代へ……大切な大切な信仰のバトンを繋ぐ機会を与えて下さった神仏、ご先祖様や御縁を頂いた皆様に感謝感謝です

それでは今回も長い長いブログをお読みくださり、誠にありがとうございました

それでは皆さんも〜……レッツ満足満足

ー最後にー

地震や航空機の事故など大変な事が続いておりますが、被災者の方々が無事この逆境を乗り越えられるよう、被災地の一刻も早い復興と、復興のために働いてくださっている方々や支援者の方々へご加護がありますよう祈らせて頂きます