1月11日 鏡開き
神様にお供えしたものには
パワーが備わっている。
と、いう考えのもと…
お正月に神様や仏様に備えた
鏡餅を下げ、いただき食し
無病息災を願う風習。
切腹を連想される刃物では
鏡餅を切らずに
木槌で叩き割るのがよい。
子供の頃は毎年
家でお餅をついていました。
もち米を蒸すのは母で
餅つき機を駆使するのは父。
今みたいに性能の良い機器
ではないので、水分調整に
つきながら少しづつ
お水を加えていくので
出来上がりまで張り付いてましたね。
そして、出来たてのお餅を
父と私と妹と
餅粉で全身粉だらけになりながら
(余計な動きをするからね^^;;)
のし餅、鏡餅、丸餅と
形作ってた記憶があります。
その作業の合間に
私は何度も母にも父にも雷を
落とされてるんですけどね(^^;;
普通の子がやらないような事を
やらかす子だったようで…
と、いうのは両親の言い分。
私の記憶では、いたって真剣に。
教えられた通りに。
が、邪魔する怪獣を制し
お餅に集中するのが
とんでもなく大変で…
あの手この手奥の手を使ってたのが
雷を落とされる原因だったと…
そんな風に作った鏡餅は
お正月も過ぎると…
ひび割れてカビだらけ
(^◇^;)ははは
切ってはいけないので
トンカチで割ったり手でむしったり
そんな事をしながら
まさか本当にこれを食べるのか?
と、毎回怖かったです。
全て食べやすい大きさに割れたら
流水で洗います。
カビを落とすのです。
それでもちょっとヤバ目なところは
包丁で削ったりして…
(刃物使っちゃってるねぇ^^;;)
それらをストーブの上に並べ焼きます。
その間に母が小豆からお汁粉を作り
焼けた順に投入〜♪
この時には既に
ひび割れてカビだらけだった鏡餅
そんな事は忘れて
ただただ、お汁粉が食べたい!
出来上がりが待ち遠しかったです。
知らぬが仏…
今はもう、カビてる餅など
何を間違えても
絶対に食べるなど無理です。
ま、遠い昔のよき思い出ですね。
(⌒-⌒; )
そして昨日ね、作りましたよ。
北海道産小豆に
黒糖&三温糖、岩塩少々。
小豆を洗って水から入れ
沸騰したら一気に流し
流水で小豆を洗う。
また水から入れ沸騰したら
小豆が踊らない程度の火で煮る。
灰汁取りは根気良く。
小豆が煮えたら先ず黒糖を入れ、
岩塩少々入れ、
三温糖を入れ、
味をみて、三温糖を足す。
鏡餅はパック開けると
個包装になった丸餅。
焼かずにお汁粉に投入。
柔らかくなったらお椀に。
甘さ控えた、豆の味が美味しい、
粒の崩れてないお汁粉。
とっても美味しかったです。
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
な〜んて、
それじゃ済まなかった…
みんなが食べると思ったのに
彼はお仕事朝帰りで
お椀一杯弱しか食べず…
息子は風邪引いたらしく
食欲ないって…
娘は食べたのかどうか不明…
今日も私は食べたけど
まだお鍋に沢山あります(・_・;
明日もかなぁ…
もしかしたら明後日もかなぁ…