SRO Ⅲ ~キラークィーン~ 著者:富樫倫太郎
★★★★★★★★8:傑作、もう一度読み返したくなる1冊
ジャンル:、サスペンス、ミステリー、警察もの、シリーズ
感想:
SROシリースの第三巻。
巻を経るに従い面白さは倍増する。
当作品では、第一巻で逮捕された おばはんシリアルキラー近藤房子が再登場。
拘置所から検察への取り調べの移送中に、彼女の崇拝者と名乗る 振り込み詐欺2人組の計画に乗っかり逃亡することから物語は開始する。
新たな殺人を繰りしながら、標的はSROへ。
事件という、メインストーリーを軸にSROメンバー7人の隠された過去も少しずつ明らかにされていくのも、このシリーズのひとつのパターンのようだ。
エグい描写やエゲつない表現がアクセントになりでサスペンス色も色濃くなってきた。
テンポもよい。
内容もよく練られて、背景や人物描写は相当のもの。
警察ものを読もうと思うのであれば、手に取って欲しい1冊。 了
★★★★★★★★★★10:超傑作、もう神の域
★★★★★★★★★9:最高傑作、間違いなくこれからも読み続ける珠玉の1冊
★★★★★★★★8:傑作、もう一度読み返したくなる1冊
★★★★★★★7:秀作、十分に楽しめる作品
★★★★★★6:標準的佳作、とりあえす合格レベルの作品
★★★★★5:凡作、可もなく不可もなくで読んでも読まなくてもよいレベル
★★★★4:駄作、よほど暇であれば読んでもいいが・・・
★★★3:失敗作、読む価値なし
★★2:酷作、この作家の本は二度と手にも取りたくないレベル
★1:ゴミ、即破棄してもいい
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