国のない男 著者:カート・ヴォネガット

5:凡作、可もなく不可もなくで読んでも読まなくてもよいレベル

ジャンル:エッセイ、風刺、ブラック

 

感j想:

名前だけは見聞きしたことはあったも、初読みとなる作家である。

 

アメリカの有名な作家であることは確かなんだろうが。。。

 

彼の人生観が厭世的世界観につながったのか、知識がもたらす風刺なのか、それとも軽うシニカルなブラックユーモアと受け取ればよいのか。

 

どれにしても、特にアメリカという国家に対しての辛辣さは相当で、どうも問題を提起することで改善を期待している、というものでもなさそう。

 

ただし、ここでいうアメリカとは、あくまでアメリカが絶対的世界一であることが前提になってのアメリカなのである。

 

とはいえ、内容としても文体としても、たいした感動も こころに残るような言葉もないのは、作品のレベルが低いせいなのか、それともレベルの上がった日本人作家に慣れ親しんだ為か、期待はずれな作品で残念な結果となった。   了

 

★★★★★10:超傑作、もう神の域

★★★★9:最高傑作、間違いなくこれからも読み続ける珠玉の1冊

★★★8:傑作、もう一度読み返したくなる1冊

★★7:秀作、十分に楽しめる作品

★6:標準的佳作、とりあえす合格レベルの作品      

5:凡作、可もなく不可もなくで読んでも読まなくてもよいレベル

4:駄作、よほど暇であれば読んでもいいが・・・

3:失敗作、読む価値なし

2:酷作、この作家の本は二度と手にも取りたくないレベル

★1:ゴミ、即破棄してもいい

 

 

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