RYU 著者:柴田哲孝
書評:★★★★★★6(標準的作品、一度くらいは読む価値あり)
ジャンル:ミステリー
感想:
『GEQ』でハマって、はや5作目。
今回は沖縄で事件発生。
いつも通り、とにかく未確認生物がいるよういないような雰囲気で物語が進む。
これが伝承に一致する神なのか、人為的な生物なのか分からないままに途中までは話しがテンポも良く進んでいく。
それまでは家畜が消えたり襲われたり米軍兵が消えたところまでは、まったく未知なものの、家の人が行方不明になったころから、おおよその犯人にめぼしがつき始める。
そのまま大きな盛り上がりもなく進むも、結局は大きな驚きもなく終了してしまう。
以前読んだ 『KAPPA』とまったく同じストーリー展開で、さらに犯人(?)も同じ系統と、或る意味 全くの焼き直しで驚きで口がふさがらない。
もう、この作家のこの手の作品は卒業かとがっかり。 了
★★★★★★★★★★10:超傑作、神レベル
★★★★★★★★★9:最高傑作、間違いなく繰り返し読み続ける
★★★★★★★★8:傑作、もう一度読み直したい
★★★★★★★7:秀作、十分におもしろい
★★★★★★6:標準的作品、一度くらいは読む価値あり
★★★★★5:凡作、可もなく不可もなく
★★★★4:駄作、よほど暇であれば読んでもいいが・・・
★★★3:失敗作、読む価値なし
★★2:酷作、この作家の本は二度と手にも取りたくないレベル
★1:ゴミ、即破棄してもいい読むに耐えない
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